たった2時間強の睡眠の後、起床。
シャワーを浴びて、準備して、いよいよ2日間の濃すぎる時間を過ごしたイグアスを出発。
なによりツライのは、Aleとお別れしなければならないこと。ほんとに、ほんとにステキな女性なんです。明るくて楽しくて優しくてノリが良くて、太陽のようなひと。
準備が終わってお別れを言いにAleの部屋へ。
まだまだ旅の続く私たちに、「どんどん先へ進んで!!」と声をかけてくれて、hugしあいました。
たった2日間だったけど、ずっと忘れないと思います。

ホステルを出て、朝ゴハンとバス内での非常食用にお菓子などをいろいろ買い込んでバスターミナルへ。
なんてったって、これから23時間もバスの中に揺られるんです。

今回利用したのはflechabus社のsemicama。ボリビアに行くのにどのルートをとろうか迷いに迷って、サルタ経由でいくことにしました。
  
  3/8 11:00 プエルトイグアス発
       ↓
  3/9 10:00 サルタ着
       ↓
    (一日観光)
       ↓
  3/9 24:30 サルタ発
       ↓
  3/10 07:45 ラキアカ着

プエルトイグアスからサルタまでが182ペソ、サルタからラキアカまでが55ペソ、計237ペソ(8000円くらい)。
semicamaはcamaに比べてやっぱり狭い。枕も毛布も無い。ただ、一番後ろの席を取ったので、思い切り倒せたのが救い。


11:00にバスは出発。
・・・と、いきなりエンジンが切れる。すぐ再開したけど、なんかイヤな予感。
3時間後、その予感的中。うたた寝から覚めると、バスが必要以上に長く停まってる。しかもバス停もなにもなく、ただの道端。窓から外を見ると、運転手のおっちゃんたちが汗と泥まみれになって何かしている。30分たっても動かないので降りて偵察。どうやらパンクらしい。おっきい棒を使って、数人掛かりでタイヤのネジをとめてるとこでした。外はホント炎天下。あとちょっとだ、ガンバレおっさん!!!てかがんばってもらわないと困る!!!

タイヤ交換中

ほどなくして、ぶじタイヤ交換終了。バスはまた走り出しました。
もう何も起こりませんように・・・



さようならイグアス。

あざやかな黄色の花。






夕飯を食べ終わって、ホステルのベッドでバタンキューしてた私たちのもとへ、夜の10時ころAleがイスラエル人とともに現れた。
『飲みに行こう!!』
もちろん行きます。2、3時間ねてすっきりしたし、なにより、明日はもうAleたちとお別れ。最後にもっと楽しまなきゃ。
Aleに連れて行かれるままに、バスターミナルを通り過ぎ、どんどん地元の人たちが住む方へ。夜10時過ぎだというのにかなりの賑わい。小さいコたちもまだ外に出ている。すごいローカルな飲み屋が建ち並び、けっこうイイ感じの場所に来た。Aleに付いて来なければ、この町のこんな一面は見られなかった。感謝!!


いい感じの屋台



私たちはそのうちの一軒に入ってビールを注文。色々しゃべって飲んだ。
途中、滝で出会ったペルー人登場。彼はこれからイグアスを去るらしく、20分ほど一緒に飲んで行ってしまった。
12時すぎになって今度はイスラエル人のコも夜行バスをつかまえるらしく、行ってしまった。
しばらくして私たちもその飲みやを出て、別のお店を探す。歩いてると、これまた滝で出会ったロシア人と、その友人のオランダ人と遭遇。とりあえず飲もう!ということになり、バーのテラスにみんなで腰掛けて、2次会スタート。

そして第一の事件勃発。
友人が、お腹の調子が悪いと言い出してトイレへ。しかしなかなか帰って来ない。
だいじょぶかなーと思って心配し始めた頃、帰って来た。
『もらしちゃった・・・』
えーーー!!!だいじょぶかーーー!!!おそるべし、南米パワー。
(この南米パワーにこの後しばらく悩まされることを私たちはまだ知らない・・・)

とりあえず、パンツを履き替えたりするために一旦ホステルへ。シャワーを浴びたりして、再び出発。

またみんなで飲んで、しばらくして今度はクラブへ!!実は海外でクラブ行くの初めてかも。
踊りまくって、疲れて、1時間ちょっとで帰ることに。気づくともう朝の4時前。
みんなでホステルに戻って、友人は引き続きみんなとおしゃべり、私は疲れすぎて部屋に直行。
そして、なんとなくケイタイを探す。
そう、国際ケイタイを一応持ってったんです。海外に行くことがわりと多いから国際ケイタイをこれを機に買おうと思い立ち、それまで3年間も使ってた愛用のケイタイに別れを告げ、旅立つ1ヶ月前くらいに購入。

そのケイタイを、なんとなく探す。

あれ、ない。

カバンに入れてたのかな。

でもない。

ロッカーかな。

・・・ない。

てゆーかベッドの上に置きっぱにしてきたのに。

ない。

えっえっえっ。

慌ててホステルのテラスにいた友人を呼ぶ。一緒に探すけどない。
もう、自分の中で確信に近くなってた。
「やられた・・・」
クラブで出会ったキューバ人の優しいおにーさんがたまたま部屋の前を通りかかったので、呼んで事情を説明。彼がホステルのおにーさんにも説明してくれた。でも、残念だけど見つからないと思うとのこと。
くそーーーケイタイなんて盗んだって何の役に立つんだろう。ヒドイヒドイ。イライラ。
ケイタイなんて誰も盗むはずがないと思って、ベッドの上に置きっぱにした私が悪いんだけどね・・・

なんか、ケイタイを無くしたことよりも、こういうことが起こってしまったショックの方が大きくて、なんか泣けて来た・・・情けないけど・・・よくわかんないけど泣いてしまった。
買ったばかりだったから、写メとか、大事な思いでとかが別に詰まってるわけじゃないから諦め付くけど、なんかやるせない。

そうこうしてるうちに、今度は友人が自分のバックパックの異変に気づく。よく見てみると、友人のバックパックの周りに、彼女の下着とかが散乱してる。まさか・・・
慌てて、なにも盗まれてないか確認する友人。そして・・・
「ipodやられたーーー」
どぅーーーん。ほんとさいてーーー。だれだーーー盗っ人出てこい!!!!!
ホステルのみんなが犯人に見える。イヤな感じ。
さいこーな思い出を作ったまっただ中での出来事。
気分の悪いまま、疲れきって眠りに落ちました。
朝起きるとイタリア人たちが荷造りをしている。どうやら今日もう去ってしまうらしい。
最後に部屋でオッパッピーで記念撮影。Adios! Hasta la vista, baby!!!

朝ゴハンと昼ゴハン用にパンとハムとチーズとヨーグルトをスーパーで買って、今日もイグアスの滝へ。
・・・の前に、次の目的地、ボリビアとの国境の町LaQuiaca(ラキアカ)までのバスチケットを買いにバスターミナルへ。途中サルタで12時間以上観光する時間があってパーフェクトプラン!!!バスの詳細に付いては次々回くらいに書きます。

ぶじチケットを買って、イグアス行きのバスに乗る。今日もEmiとAleと一緒。
4人で公園内のトロッコ列車に乗り込む。と、Aleがいつもの勢いで知らない人にも話しかけ、いつの間にか、私たち4人+ペルー人+ロシア人の団体に。

今日はイグアスの滝一番の名所へ。ここなしではイグアスの滝は語れません。てゆーか「イグアスの滝みたんだ♪」って言っちゃあいけません。
その名も『悪魔の喉笛』

川にかけられた橋をひたすら行く。橋の上にはいろんな種類チョウチョが舞っててとてもキレイ。
15分かそれ以上歩いたころ、遠くの方に水しぶきが見えて来た。





おっ・・・!


おぉっ・・・!!!



キターーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

絶句。信じられない。
昨日見たのもすごかったけど、これはもうそれ以上なんてもんじゃない。ただただ圧巻。
270度、滝、滝、滝。ものすごい量の水が一気に流れ落ちる。あまりの水量で、下は水しぶきで白くなって何も見えない。しかも足下は金網になっていて、足がすくむ。吸い込まれそうになる。
思わず叫びたくなって、2人で叫んでしまった。
今思うとちょっとすべってる感があるけど(笑)、『どんだけ~~~!!!』
けっこうすっきりした。笑

写真でスバラシさが伝わらないのがほんと残念。でも、言葉よりは雄弁かもしれない。











スバラシイ景色に別れを惜しみつつ電車に乗り込む。
いつの間にかイスラエル人の女の子とコロンビア人の女の子も加わって、MACUCO TRAILなるものに行くことに。ここには、秘境の滝があって、しかもそこで泳げるらしい。



全行程6kmと聞いて、歩き出す。
歩き出す。
もっと歩く。
もっと進む。

・・・ん??

もう3kmとっくに過ぎたよね?

途中でサルや巨大アリを発見しつつも、次第にうすうす片道6kmなんじゃないかと思いだす。
道中、ロシア人となんとか会話をつなぎながら1時間強歩いた所で見晴らしのいい所に出る。下ではカップルが水浴びをしている。ココが秘境の滝らしい。
そこを目指してさらに行くと、やっとその場所に出る。
そこは、細ーーーい滝が1本と、そのまわりに水がたまって池になっている。・・・だけ。そう、猛暑の中1時間以上かけて歩いて来てコレだけ。たしかに秘境ちっくな感じがしていいかもしれないけど・・・帰りもまたあれだけの距離を歩くと思うと採算が・・・

水遊びしてはしゃぐEmi




とりあえず足を水に入れてみる。ひんやりしててきもちいい。なんとなく足がリフレッシュする感じがする。

30分くらい経って、引き返すことに。帰り道がまた、長い長い。同じ距離なはずなのに2倍も3倍も歩いてる感じ。
やっとのことで公園の入り口に戻った頃にはもう6pm。そのままバスに乗り込んでホステルに直行。
疲れはMAX。でも1回ベッドに倒れ込むともう起き上がれなくなっちゃいそうで、がんばって起きて、夕飯に出向きました。


夕暮れ時のイグアスの町。







レストランでの生演奏。

ホステルの近くのレストランでピザと白身魚を食べてお腹ぱんぱんになって、またホステルへ。
今度こそ、バタンキューしました。


その2へ続く。