先日、北海道江部乙町で行わせて頂いた講義と翌日のワークショップを記事にして頂きました。
なんと、兵庫県の専門家!とあるではないですか。有馬温泉や宍粟山崎町、姫路と兵庫を中心に活動させて頂いているので、こう言っていただけると本当に嬉しいです。
第二弾、第三弾も続いて欲しいし、少しづつでも町が活き活きできるような応援をしてゆきたいと思います。
先日、ある温泉観光地で、これまでの私の仕事を話す機会がありました。
これまで住宅やスパ、旅館の改修などをしつつ
伊香保温泉や湯河原温泉、山代温泉、下呂温泉など
温泉地の街並みや修景の検討をたくさんさせて頂きました。
そんななかで、ひときわ際立っているのが「有馬温泉」での仕事。
ここは他地域に比べてダントツに仕事をさせていただいた量が多く
それこそ、まちづくりと言える仕事は本当にたくさんやって来ました。
でも、有馬温泉について、私の感覚では「まちづくり」なんていうような
大きな風呂敷を広げた仕事は、全然していないのです。
有馬温泉には、御所坊の当主であり、現在の観光協会長である金井啓修さんという、
ものすごく強烈なリーダーシップと、誰も思いつかないようなアイデアを、
それこそ温泉が湧き出るが如く、つぎつぎと出してくる方がいます。
金井さんに必死に着いて来た結果、有馬温泉中にいろんな場所ができ、
LCCやインバウンドやコロナや火事災害など、いろんな事が起こるたびに
瞬時に方向修正を行い、新たなプロジェクトを生み出してゆく。
そんな10数年を振り返った時、点だった場所がつながり線となり、現在という面に広がっている。
もし、それをまちづくりというのであれば、大層なビジョンや理論や理屈ではなく、「とにかく
やってみる」ことだと思います。そして状況を観察しながら、次へのコマの進め方を考え、
これまでの事や物にこだわらず、修正を加えて進むダイナミックな動き。これを地元の方が先導
することがとても大事なんだと思うのです。設計者は黒子として支え続ける。
決して先生という目線では見えない地平。。。