消 印  呉鎮守府構内

 

 大正13年3月18日

 

 

 

 

 

この記号は『日本記号入切手カタログ』の「海軍」のページの最初にリストアップされているものです。

「使用官庁」と「使用局」をご確認ください。錨マークの記号入り切手は海軍のこれだけの官署・部門、それからこれだけの郵便局にて使用されました。使用部門は海軍の全国各地の主要な部署で使用されています。それを取り扱った郵便局もまた然りです。

 

これだけの海軍の部門ですから、使用切手の量はまた膨大だったことと思います。使用切手の各額面の種類も多かったはずです。そのすべてに穿孔による錨の記号を施していたのですから、その作業量は大変なものだったと思われます。他の記号入切手の使用者の場合とは桁違いの作業量だったことでしょう。

海軍がそれをしたということは、それだけ使用切手の管理を厳格にしようと考えたからでしょう。何しろその量が膨大だったでしょうから。

では陸軍は? 陸軍は記号入切手を使用していませんが。

 

海軍の錨マーク入り切手だけでもその使用時期、使用された切手の種類、使用された錨の記号のバラエテーなどを網羅したら海軍の記号入切手の専門コレクションができることでしょう。

私の記号入切手の収集は震災切手の収集の一部門としてしか集めてはいませんが。