伊豆諸島の旅(取材)を終え、大分へ来県された宮田珠己さんに珍しいお土産を頂いた。

 

 

 

 

 

 その名も、「ジオ菓子」

 

 

 

 国内に46箇所あるジオパーク(※➀)のひとつ伊豆半島ジオパーク。半島内に点在する14種類の石や地層をクッキーや焼チョコレートなどの菓子で忠実に再現したもので、「風景を切り取ってお菓子にします」というキャッチフレーズもさることながら、菓子ひとつひとつの緻密な完成度に目を奪われてしまった。

 

 面白い。土産菓子に夢中になったのは初めてだ。

 

 

 ジオパークに関しては、常々もったいないというかムズ痒さのような気持ちを抱いていた。専門用語や普段耳にすることのない固有名称が多く、一定レベルの知識がないとガイドさんの話しを理解することが困難なのだ。例え話をしようとしても、例えるモノがないので、今まではうまく伝わらなかったのだが、ジオ菓子ならば石の成分を食材で言い当てることが出来るし、食べることで記憶に残りやすいのではないかと思う。

 これまで少し冷めた目でみていたジオパークの観光振興にも、新たな可能性を感じた。宮田さん、ありがとうございます。

 

 

 

 

 でわ!

 

 

※➀ジオパークとは?

科学的に見て貴重な地質遺産(地層・地形など)をもち,考古学や生態学,歴史文化的にも重要な価値がある一定の地域を保存する自然公園。観察路の整備やガイド付きツアーの実施などを通じて科学・環境教育に利用していこうとするもの。伊豆半島の他には洞爺湖有珠山、糸魚川、室戸、阿蘇、島原半島、Mine秋吉台などがある。

日本ジオパークネットワーク