樽の協力もあってラギアクルスの討伐に成功したジャギ夫。
狩りに疲れた彼は、気分転換も兼ねて凍土の採取ツアーへと向かったのだった。
「むむ!これはよさそうっチャ!」
「おお!アイシスメタル!さすがチャチャ!」
「ふふん♪子分も精々働くっチャ」
僕は今、鉱石や虫を集めるために凍土へやってきている。
もちろん、チャチャも一緒だ。こんがり肉10個を条件に手伝ってもらっている。
あとは……
「ふははは。バギィなど敵ではない」
「なにそのすごい棒読み……」
「大回転切りー」
「ちょっ!?やめっ!?」
樽さんと零さんもついてきている。二人は採取というより遊んでる感じだけども。
さて、このエリアは終わりかな?
「零さんと樽さん!そろそろ次のエリアに!」
「おー」
「痛い痛い!?太刀で殴るな!?」
仲の良い二人に和みながらエリアを移動するために歩を進める。
チャチャはかなりの大収穫みたいで、ふらふらしながらついてきていた。
「ああ……下位だからイビルとか来ないのか……皮ほしい……」
「あんたが良くても私達死ぬから!?一人で上のランクいけよ!?」
「樽ちゃんチキン……」
「うぐ……」
一人で採掘をしていたら段々とつまらなくなりそうだが、ふたりのおかげで単なる作業すら楽しい。
そして、ジャギィフェイクには高速収集がついていたことに今まで気づかなかった僕は一体何なんだろう?
「どーん」
「爆弾は私の専売特許だゴルァ!!」
「わー。ピンクー」
「吹っ飛んでるのに棒読み!?」
うん。絶対に暇しないねこれは。
今度から採取ツアーの時は是非一緒に来てほしいぐらいだ。
そんなどうでもいい願望を抱きながらも、採取を終えてキャンプ地へ皆で戻る。
僕ももう少し装備を強くしないと一緒にやっていけないし、そのためには努力努力……掘ってるだけだけど。
「そういえばジャギ夫……リオレウスは倒した?」
「へ?リオレウス?」
気づいたら後ろにいた零さんの質問に僕は首をかしげる。
リオレイアと似てるけど……関係があるのだろうか?
あと、挑発スキルついてるのに気配消してくる零さんは何者なのだろう……
「そかそかー。なら、リオレウスいこー」
「え?え?」
「ヘタレウスめんどくさいのになぁ……まあ、零ちゃんが働くならいいけど」
よくわからないうちにリオレウスというモンスターを倒すことに決定したらしい。
帰り道で聞いた話によって、恐怖に震えることになったのは言うまでもない。
次回の更新は未定です。できる限り早く更新するように頑張りますので、よろしくおねがいします。
