いざ、富良野へ | 旅人 佐藤 薫の気ままな旅ブログ

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7月18日、早朝。

フェリーの中で、バイクに荷物を乗せ、上陸を待つ。
気分はハイテンション!

ゲートが開くと、僕は北の大地へと愛車を走らせた。
待ちに待った小樽上陸。

本来なら、小樽観光からスタートするのが普通なんだろう
けど、今回の旅は、余計な地図や、ガイドブックも持たない
あてのない旅。

焦る必要は全くない。

僕は真っ先に富良野へ向かった。
特別にこれと言った理由はないんだけど、
富良野のラベンダーをこの目で見てみたかった。


国道275号で札幌を抜け、滝川で国道38号を右折、
富良野を目指す。

度々触れているけど、実を言うと僕が北海道に
上陸するのはこの時が2度目だ。

初めて北海道に来たのは、
僕が宮城県石巻高等学校の定時制課程に
在籍していた頃。

4年生の時に修学旅行で道南、道央ルートを回った。

その時は青函トンネルを抜けて列車で上陸したけど、
こうしてフェリーで海を渡って上陸するとなんとも感慨深い。

途中、札幌の街をすんなりスルーしたのは、
修学旅行の時に一度訪ねているから。

富良野に向かう途中、すれ違うライダーたちと
「ピースサイン」を交わした。

これは、北海道ならではの独特の風習。

ここでは、見知らぬツーリングライダー同士が、
「ピースサイン」の交換をするというのが、
当たり前の光景だ。

すれ違うライダー全員が、全く面識のない
僕に向かって「ピース」をしてくれる。

もちろん、僕も「ピース」とやって、返す。

それが、なんとも新鮮で、楽しかった。
こんなこと本州じゃ絶対にありえない。



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さて、そうして走り出したのはいいけど、
この時の僕の地図は、北海道全体が見開きで見られる程度の、
本当に大雑把な地図のみだった。

だから、観光名所に行くには、誰かに話しかけて
聞くしかない。

人見知りで、人に話しかけるのが苦手な僕が、
誰かに話しかけなければならない・・・というのは
最初は苦痛でしかたがなかった。

でも、それを治すための旅でもあるのだし、
どうせ、「旅の恥はかき捨て」なのだから・・・と、開き直った。

すぐに聞いたのは、富良野での宿のこと。
宿といってもキャンプ場の情報だけど。

富良野にキャンプ場があるのか?料金はいくらなのか?
全く事前の情報を把握していなかった僕は、聞きまくった。

初日は、富良野でキャンプをすることにした。
早々にテントを張り、富良野観光に出る。

といっても、目的はラベンダーだ。

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