お風呂屋物語 | レトロな血盟軍が行く

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ワタシハ幼少の頃より

お風呂屋さんには泥棒や犯罪者が集まりやすい所なので

お風呂屋さんで他人の噂や悪口を言わない

貴重品類は持っていかない

と教えられ育ちました。


しかし私は湯船の大きなお風呂やサウナが好きでしたのでよく行っておりました。


危険な目には遭った事は無かったのですが

保永ノリオ並に気の毒な幼児に会ったことがあります。


あれは10年ほど前


私は五百円でサウナと露天風呂も楽しめるスパにハマっておりました。


お天気の良い昼下がり

露天風呂でポコチンに太陽を当てながらボーッとしておると


3.4才位の子どもがワタクシの隣にやってきて


ボクの名前ハ

デスピナマンガスタちゃん

(仮名)


ちょっと前マデ

デスピナ後藤ちゃんだったんだよー


半分以上何言ってるのか聞き取れなかったのですが

両親がサンダーファイヤーして苗字が変わったみたいでした。


マンガスタちゃんは遠くからおじいちゃんの家に引っ越してきたみたいで、

そこにいるお兄ちゃん達にイジメられてると教えてくれました。 


ホント半分以上聞き取れなかったのですが、

そこに多分従兄弟のお兄ちゃん2名(小学生2.3年生)がやって来て


マンガスタちゃんの顔面に軽くお湯を掛けたノデス


マンガスタちゃんは、、、




ぎゃわぁああああああーーーー

と私の耳元で泣き叫びました。


私にはボクは可哀想な子のアピールしてるのがバレバレ

そして

大げさだったのでムカつきました。


お兄ちゃん2名は笑いながら逃走


マンガスタちゃん、、

イジメられてるていうか

イジられてるて感じでした。


そしてリアクションが良いので余計からかわれてる感じでした。


マンガスタちゃんは私に


ねぇねえ、明日もここ来る?

明日も来てお話してね!

と哀しそうに言うのですがワタクシこの手の話が苦手なので

サウナルームに逃げました。


サウナでポコチンを温めてると

先ほどの小学生2名がサウナの中に入ってきて走り回って出ていきました。


そしてまた入って走り回って出て行くを繰り返したので


ワタシハブチ切れ!!


文字にするには草な発言で子ども2名は2度と入って来なくなりました。


サウナには大人が沢山居ましたが

走ってた子ども2名より私の発言にドン引きしておりました。


ワタシハ気分を害したので風呂から上がってリアルゴールドを飲んでると、


子ども2名とそのお父さんらしき人物と

マンガスタちゃんが出てきました。


子ども2名は小さな声で

あのオジサンに怒られたなどと丸聞こえでお話しておる


お父さんは知らん顔してるフリをしておるがお互い気まずい


そしてマンガスタちゃんは私に


ねぇ明日もここ来てねと半泣きで私に言いに来ました。


その日を持ちまして

私はそのスパには行けなくなりました。


マンガスタちゃん、

現在中学生位になってるはずです。

ふと今どうしてるのかな?と思い出しました。