オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。 -21ページ目

オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。

タイトルは斉藤純氏の小説から拝借…だがまだ読んでない。しかしこのブログに綴られる、現実と空想とが交錯した過去から未来への記憶と記録は、このタイトルの如くどこか少し寂しげな装いを持つ、心象風景の覚え書きである。

大自ニの免許を取得する前に、たまに一緒に走るバイク男子がいた。その頃はお互いに大自ニの免許を取りたいなとよく話してたんだけど、しばらくして疎遠になった。「オマエはワインディングを走るのが遅いからもう一緒に走らん!」と言われたとか言われなかったとか…。まあ、こうして会う事もなくなったのだが、心の中で「よしっ!絶対にあの野郎よりも先に免許を取ったる!」と思っていたものだ。まあ、どっちが先に取ったのかは分からないけど、もうそんな事を考えてもあの野郎と一緒に走る事もなく、大型免許で200ccのオートバイで一人走る日々が続き、やがて夏が来た。夏は心のカギを甘くすると誰かが歌っていたが、ボクの場合は財布のカギを甘くした。今すぐにでもデカいのに乗りたい!そう思ったらもう突き進むしかない!インターネット、中古バイク雑誌、中古バイクショップと、今の自分が乗りたいオートバイを必死で探した。そして、見つけ出したのがコレだ!
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SUZUKI LS650 サベージ。1986年型、しばらく異国の地で走っていたのだろうか、逆輸入車。国内でも発売されてた事があるモデルだが、このカラーはない。その珍しさにプラス、単気筒好きにはこたえられないまさにビッグシングル!もうこれしかないっ!と、購入を決めたあの夏を、ボクは色んな意味で忘れる事はないだろう…ずっと。