オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。 -2ページ目

オートバイの旅は、いつもすこし寂しい。

タイトルは斉藤純氏の小説から拝借…だがまだ読んでない。しかしこのブログに綴られる、現実と空想とが交錯した過去から未来への記憶と記録は、このタイトルの如くどこか少し寂しげな装いを持つ、心象風景の覚え書きである。

ちょうど風呂から上がったタイミングで現地集合の同級生が到着。彼は前日から四国に入り、徳島あたりをお遍路した後、ここへやって来た。もちろんオートバイで。彼のマシンは150ccのスクーターだが、お遍路の必需品である金剛杖を携帯するための、金剛杖ホルダーがマシンにセットされている。現在、四国八十八箇所巡礼に達成に燃えている男、ここではホンダと呼ぶことにする。

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噂の金剛杖ホルダーがコレだっ!とまあ、むかえうつ3人は揃った。後はこの旅の第一の目的、懐かしの友人 “カミケン” を待つばかり。ドキドキワクワク!不思議な感覚!スマホに着信、ロビーに着いたらしい。急いで向かう…居たっ!…カミケンっ!久しぶりっ!…と声をかけたが、アンタ誰?みたいな顔をしている。こっちはあまり変わってないつもりなのだが、やはり30年は長く、記憶の糸を手繰り寄せ、モンタージュ写真のように少しづつ過去と現在との誤差をなくす作業をアタマの中で巡らせ、やっとのことで、おーッ!久しぶりっ!の返事が返ってきた。早速、宿から彼の奥さんの運転する車で旨いカツオが食べれる店に送ってもらい、再開を祝う宴がスタート!こうなるともう後はすぐにタイムスリップ!矢継ぎ早に出てくる昔話にビールが進む進む!

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そしてコレがカミケンだ!

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たらふく呑んで食って、楽しい時間はあっという間に過ぎていく。もう一軒洒落たバーで軽く呑んで、また彼の奥さんに宿まで送ってもらった頃には、もう日付けは変わってたっけ。「楽しかったな!ありがとう!またな!元気でな!おやすみ!」と言葉をかわしたこの瞬間、本当に来て良かったなと実感したのを今も鮮明に覚えている。