1日目前半、電車のチケット交渉で警察に逮捕寸前まで追われ、仕方なしに、先の見えないヨーロッパでの初ヒッチハイクに切り替えた3人。
無事ハンガリーを脱出出来るのか?
というかまず首都ブダペストを抜けられるのか笑
不安の中で始まりましたが、開始30分ほどで記念すべき海外初ヒッチハイクが成功しました!
ガッチリ握手で旅人の彼との日本での再会を誓い、
サービスエリアで次の車を探します。
サービスエリアでのヒッチハイクの方法は、主に「asking」となります。
これは、休憩しているドライバーに直接交渉する方法で、下道での走っている車に対するヒッチハイクより圧倒的に成功率が高いのです!
(高速は行く先が遠くに決まってくるし、面と面を向かって話せるaskingが成功率高いのもうなずけます)
そして2台目を探そうとaskingを始める手始めに、まずはさっき1台目の彼に降ろしてもらったところをカフェで見ていた夫婦に声をかけることにしました。(既にヒッチハイクしている事情を知っているから)
すると、夫婦で相談しながらも、
3人で懇願し続けると…!
「いいよ、乗っていきなよ!」
まさか日本人をしかも3人。
こんなに温かく乗せてくれる人達がいるなんて…
これだけでも奇跡ですが、更なる奇跡が3人を待っていました。
まず、車内での会話を楽しみながら、ヒッチハイクでの出会いを楽しみます。
そのうち分かったことなのですが、実はこの夫婦役者をしているみたいで、「私たちちょっとした役者をやってるんだけどさ、この先のバラトンって町で今日これから劇をやるから良かったら見に来て!」と招待されたのです!
これには驚き、2つ返事で行くことにしました。
だって遠い異国の地ハンガリーで劇に招待されるなんて、こんな劇的な展開無いもん。
そのうち、お父さん(名前はチャビ)がハンガリー語でなにやら電話。
その間、奥さん(リンダ)と様々な話をしながら
目的地バラトンに着きました。
バラトンはハンガリー1大きい湖であるバラトン湖ほとりの小さく静かな田舎町。
そしてバラトンに着いてからまず連れていかれたのは、落ち着いた別荘のようなペンション。
そこで衝撃の一言が。
「今日はここの宿を予約しといたから、3人でゆっくり寝て疲れを取るんだよ?分かったら荷物を部屋に置いておいで!」
いや待って衝撃すぎて嬉しすぎて、一瞬なにが起きたか分かりませんでした。
そして言われた通り荷物を置いて車に戻ると、
次に連れていかれたのはバラトン駅。
そこでもまた衝撃の一言が待っていました。
「明日の朝8時、ここからザグレブまでの電車が出るからチケットを買ってあげる、だからパスポートを出して!」
本当に衝撃で、感謝が深すぎて、言葉が出ません
なんで見ず知らずのアジア人バックパッカーに対してここまで優しくしてくれるのか。
警察に追われて電車を諦めた3時間前から物語は大きく動いたのです。
そして次に向かったのは、いよいよ劇場。
これから2人はリハーサルがあるらしく、一旦別れて、マネージャー的な役割のおじさんとコーヒーを飲みながら話をします。
そこで最大の衝撃が待っていました。
「君達は本当に幸運だよ!だってあの2人はハンガリーで1番有名な俳優なんだもん!ほら見て、チャビの主演した映画の予告!2ヶ月前に投稿されたのに、もう450万回も再生されてるから!」
いや本当に衝撃が続きすぎて、もう当分驚かないと思ってた矢先にとんでもない驚きでした。
てか全然「ちょっとした」役者どころの話じゃない…
「だからこんなに美男美女なのか…」
と腑に落ちるのがやっとな程の驚き。
偶然の出会いにもほどがあります。
奇跡にもほどがあります。
そしてあれよあれよと言う間に劇がスタート!
それでも笑えるコメディタッチの劇。
更にミュージカルを見ているかのような踊りと歌。
車内とは全く違う役者の顔を見て、圧倒されました。
劇が終わるとなんと壇上に乗せてもらい、みんなで記念撮影!
というか実感湧かないな、ってレベルで感動しました。
更にみんなで劇の片付けを手伝った後は、お食事会にお呼ばれ!
めちゃめちゃ美味しいご飯をご馳走になり、
笑いながら話をして、
なんか「人ってすげぇ、国も肌の色も言葉もなんも関係ないなぁ」って本気で思いました。
チャビとリンダに劇場のみなさん!
本当に本当にありがとうございました!
そして宿でぐっすり怒涛の1日目の疲れを癒し、
舞台は2日目、クロアチアに移ります!
物語も更なる急展開を見せる2日目。
是非次も見てください!




