今回の福島行きは、こんな活動をしていました。
いわき市内観光業関係者の意見交換会(昼食付)
地区会行事の忘年会旅行をただ開催するのではなく、
旅行業者として何ができるのか真剣に考える企画です。
到着前に、美空ひばりさんの歌『みだれ髪』で、有名になった塩屋埼灯台を視察しに行きました。
今まで、あった風景とガラッと変わってしまったいつもの道。
昨年の秋にきた風景とはまったく違う、津波の爪後が残る風景。
そして、これで地元の方達が『片付いてスッキリしたでしょ』と言われるが、
僕らにはとてもそんな風には感じられない位残るあちらこちらでまだまだ山になっている残骸(あえて残骸という表現にしてあります)が多数。
画像をのせようと思ったのですが、止めました。
我々は塩屋埼で黙祷を捧げました。
みなさん、被災地に行って肌で感じて下さい。
被災前と同じように崖の上にそびえる塩屋埼灯台を見に行くだけでも
現地にはテレビや写真では決して伝える事の出来ない、やるせない空気の緊張感が刺さります。
視察した後に、小名浜港のそばの昔からさんざんお世話になっている「割烹 一平」さんで意見交換会です。
電話ではお話ししていても、やはり久々にお会いする女将さんの顔を見た瞬間。目頭が熱くなりました。
いわきの方々は、多分皆さんが想像しているよりもっともっと強く生きています。
たいしたことを知らない私たちが
気安く「頑張って」なんていえないくらい強く生きています。
放射線量の値、そんなもんどれくらいの量だって同じ。
あるか、 ないか それだけで判断されてしまう事も、
悔しいけど割り切って受け入れています。
そんな中、これからを模索して、あえて今、旅行業者と現地観光施設が上っ面だけじゃなく
どうやったら、いままで観光商材として恩恵を受けさせていただいた「いわき」に
もう一度復活の肥料を蒔けるのか真剣に意見交換として話しました。
現地の方々は、
「今はいわきに来てくれるだけで嬉しい。」
そうおっしゃってくれた。
しかし私達は「旅のプロ」として人を送り、マスコミとは違う「いわき」への宣伝媒体として活躍することが、
「いわき」への復活の肥料だと信じて、今日ここに来ています。
最近安直に利用される補助金だって、いわきの方々が肥料と信じていても、いわれるがままにやみくもに蒔いて使ったとしたら一部の業者が儲けるだけの話しで終わってしまいます。
たびあん社はいわきの観光施設の大方が肥料という栄養分が欲しくなった時が適正な時期と感じて、適正な量を、適正な方法で蒔ける様にしっかり準備していきたいと思っています。
ようやく、観光復興の種を蒔ける準備が整い、自分達に何ができるのかという解答を、感じ取れ、導きださせてくれる素敵な意見交換会でした。
今回、昼食もお願いした割烹一平さんは、
いわきの魚貝類を使い、美味しい料理をいただける
たびあん社 お奨めのいわき銘店です。
しかし、今の現状では残念ですが、いわきの海の幸をお出しすることができません。
それでも、いわきらしさを演出し、喜んでいただける様に安心を第一に営業されています。
お客様の不安と健康を考え、日本全国から食材を集め
板場さんは、いわきらしさへの創意工夫で営業し立ち向かっています。
このブログを最後まで読んでくれた方ありがとうございます。
もし、ちょっとでも興味を持てる事がありましたら
野次馬でも構いません。
「いわき」に行ってみませんか?
今のいわきの空気を肌で感じていただき、
現地の気持ちを感じ取っていただけると嬉しいです。
