唄が伝えた「ありがとう」 | たびあん旅行記 ~きになる編~

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(関連記事)昨日と今日のバスのすてきなおはなし

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ちょっと長いけど、とても素敵なバス車内のおはなしです。


九州柳川の旅1泊2日のメインイベントは

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童謡を唄う会からの参加者のみなさんをこのフォーラムにお連れして、ステージに上がって唄っていただくこと。

そして、その後、北原白秋の故郷・歴史にふれていただく事がテーマでした。

そんな唄う事が大好きな旅行参加者はお唄の会のみなさんですので、

翌日の柳川船下りでは、朝9時より船頭さん、お客さん、たびあんが1時間唄い続け、楽しい舟遊びをし、観光をしてまいりました。


お客様も明るく、楽しく、御陽気に、添乗員はいつも通りタイコ持ちを思う存分…。

そう、あんな事があるまでは・・・。




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西鉄観光バス、久留米営業所(11/30に閉鎖)の

中型33人乗 運転士 藤〇 勇さん

         ガイド  国〇 久美子さん

で運行していただきました。

今後は、数か所の営業所を統合して営業されるそうです。


運転士さんはとても穏やかで乗客にやさしいを運行・運転をされ、ガイドさんはベテランらしく、それでいてチャーミングで唄も上手なプロフェッショナルな方でした。

2日目(11/29)の行程も順調に進み、運転士・ガイド・添乗員そしてお客様とも歯車がかみ合いいい仕事ができて、さらに たびあん は福岡のブロガー仲間さんとも、初オフし、気持ちも「ほっこり」。バスの中では旅行の終わりを惜しむかのように何曲もの合唱大会。


福岡空港へ近付き2日間お世話になったバスとのお別れも近いので、

たびあん は、いつもどおり、「お別れ御挨拶」と「空港での手順」を御案内。

その後、ガイドさんがお別れの挨拶をします。


ガイド 「~略~、2日間西鉄観光バスをご利用いただきありがとうございました。


    ・・・・実は私どもの久留米営業所。11/30をもって閉鎖致します。それをもちまして、私もガイドのマイクを置かせていただくことになりまして、お客様をお連れするバスの旅で、皆様とご一緒する今日が最後の乗務となりました。」


えっ~ ヽ((◎д◎ ))ゝ

昨日から、全然そんなことも顔にも、言葉にも出さず、多分普段通りにたんたんとそして、本当にプロの仕事をされてきたガイドさん。最後までしっかり仕事を仕上げたいそんな気持ちが一気に溢れてきたのでしょう。

今までずっと、やさしくニコニコされていたガイドさんの頬をつたう一筋の涙・・・。


ガイド 「これが私のバスガイドとしての最後の曲となります。」


御披露いただいたのは

「♪東京のバスガール(西鉄観光バス編)

たぶん、この曲は新人バスガイドさんが、バスガイドの先生から初めて習い、お客様の前で初めて披露する唄のはずです。

涙で声を詰まらせながらも、今までのガイド人生を思い返すように心に浸みる唄でした。

いつも通りは決して唄えなかったかもしれませんが、聞かせていただいている私たちにはガイドさんのこの仕事にかけた誇り、情熱がビンビン伝わってくる。お客様への感謝の気持ち、バスガイド魂の入った心に響く唄でした。


そうなりゃ、うちのお客様だって(+たびあん)負けてはいません。

同乗されている声楽家 Y先生の指揮のもと、気持ちが一つになったところで

「御礼の気持ち」と、「お元気での気持ち」を込めて

「♪今日の日はさよなら」

を、バスの中で大合唱のプレゼントプレゼント。


唄の力って凄いです。直接言葉にしなくても、気持ちが伝わるんです。

目を閉じていても、伝えたい事が見えるんです。

今まで添乗していて、唄うことがこんなに主役になった仕事は初めてです。

こんなにもドラマティックに旅を締めくくった事も初めてです。

そして、こんなにも心同士が語り合い、通じ合いました。


西鉄観光バスガイドの久美子さん

これからの人生でもバスガイドであった誇りとプライドをもって素晴らしい人生を歩んでくださいね。







ガイドさんの引退発表告白から、

空港へ到着するわずか10分程のすてきなおはなしでした。