*過去旅シリーズ。紅葉の季節になってまいりましたので・・・。
比叡山
旅データ;
◆場所:比叡山
◆いつ:2004年7月
◆人数:2人
◆電車
━━[ 涼を求む-連休のなか日は比叡山]━━━━━━━━━━━━━━━━━
■無計画
恐怖の夏がやってきてどこかへ旅立とうと思ったら頭には「水辺」ばかり浮かぶこの
季節。「連休」を「普通」に過ごすことに罪悪感を感じる私は非日常を作り出すため
旅立たねばと頭の中のみではやっていたが忙しさにかまけて結局行き先を決めたのは
やはり当日だった。
行き先の条件は海を見ながらたんまり海の幸を喰らうことができること。散々悩んだ
挙句、白浜→いやいや、遠すぎる。須磨にしよう。→いやいや、いけてんの?→(本
をみる。その中の海の幸にひかれ)二色浜にしよう。ということでようやく電車に乗
り込んだ。なんかしっくりこないまま斜め上を見上げると、昨日頭にふと浮かんだ
「比叡山」の広告。しかも私の大好きなお得チケット情報。1分後には電車を飛び降
りていた。(もちろん次の駅でね)
■始動
早速お得チケットを購入して意気揚々と京阪に乗り込んだ。見慣れない2階建ての電
車に妙にわくわくした。久々に会った友人といつものように喋り狂っているとあっと
いう間にエイデン乗換え駅に。ここで早速、いきのいいおばちゃんの売る和菓子を購
入してしまった。どうも出店系に私は弱いらしい。これが単なるビジュアル系かとお
もいきや非常においしかった。そして帰りも購入することになろうとはこの時想像も
しなかった。
和菓子を凄まじいはやさでたいらげ、とてもローカルなエイデンに乗り込んだ。1両
電車。その横には最近話題になっていたパノラマ電車が停車していた。エイデンの大
きな窓から見える85%は緑色だった。目に心に優しい時間だった。自然にうっとりし
ている間に終点がきた。
■目的地
駅を出ると川で子供が大はしゃぎ、木々が生い茂るまさに休日を実感できる景色にテ
ンションがあがる。我らは次なる乗り物ケーブルカーへ向かったが、その途中、駅で
入手したパンフレットに載っていた食べ処を発見。早速吸い込まれるようにその店に
入り、京都といえば「にしんそば」を食した。この店からは川と緑が見えたので出だ
しからうっとりまったりした。
****今回の旅の感動ポイントですが、乗り物に乗ったり、
ご飯を食べていると大雨が降る。
外へでると止んで、涼しくてちょっと霧がかって幻想的で涼しくて最高だったこと。
友人の何人かは「でたでた、ありえない話シリーズ」とここでつぶやいたと思い
ますが面白いくらいに本当なのです。*******
さておき、そうまったりもしてられないので2回目に注がれた熱すぎるお茶を飲まな
いまま、申し訳ないのでそばの残り汁と一体化させたところで私たちは再度ケーブル
カー乗り場へ向かった。ちょうどケーブルカーが到着したところだった。童心にか
えって一番前を大人げなく陣取って緑の絨毯を見下ろしながら「こんなとこ死体隠し
まくりやな」と恐ろしい会話を交わしていると今度はロープウェイへ乗り換えに。
一瞬で楽しい空中移動は終わり、これまたバスにのりかえてやっと延暦寺へたどり着
く。
■延暦寺
霧けむる延暦寺を目前にやはりこの神聖な感じが好きだと毎回同じコメントで頭を
いっぱいにしながらお堂へ入るとお線香のにおいがたちこめる中お坊さんが説法して
いた。最近「言霊」を意識していたので妙に各所各所に書かれている言葉が気になり
つつ丁寧に一周して、おばあちゃんにお守りを購入して大満足。みんなが世界平和や
家内安全、もしくは若い子は「素敵な出会い」なんてお祈りしている中、「会社繁
栄」を唱え、「縁結び」よりも「商売繁盛」のお守りばかり目に飛び込んでくる自分
の将来を案じた。案じるなら念じろってなことですが。
神聖な空気にのまれ巻くって外へでると大きな鐘があったので
漏れなくはりきって鳴らし、さらに奥へ進みあちらこちらでお祈りしまくった。
ご存知の方は多いと思いますがもっそい急なほんとに急な階段を
のぼらねばならない建物があるのです。信心深いご老人はどう
するのだというくらいに。
小腹がすいてきたのでずっとついてきた哀愁ただよう野良犬に泣く泣く別れをつげ
またもバスに乗り込んだ。
バスに乗る間際は終始、晩御飯を比叡山で食すか京都で食すか議論していた。
(あほ)
■帰路
京都で食べようと決めたその時から一目散に来た道をたどって幾種類もの乗り物を
乗り継ぎ一路京都へ向かった。行きしなに買った和菓子屋でまた和菓子を買いぐい、
(おばちゃんに覚えられていた)塩大福の美味を口に残したまま三条に到着。
京都に詳しい友人と今晩はおいしいご飯をたべようと友人お勧めの予約で埋まって
なかなかありつけないという店へ向かうと案の定、予約のキャンセル待ちなら受け付
けるという状態。ちょっとのぞいた店内はおしゃれな音楽ととてつもなくおいしそう
な料理で満たされていた。「食べたい食べたいここで食べたい」欲求は頂点に達した
がキャンセル待ちの連絡がくるまであと1時間半。涼しかった比叡山から暑すぎる京
都へきて若干ぐったりしながらもだめだった場合の店を求めて行脚した。やはり京都
はレベルが高い。素敵なお店が立ち並んでいたがそのうちの一軒に目をつけてその時
を待ったが結局やはり無理だった。
■小料理屋
ということで一目散に第二候補の店へ。ここがこれまた正解で、接客良し、味よしで
大満足の小料理屋だった。終わりよければ気分よし。いつも早くに就寝するためかな
りぼーっとしながら帰路についた。帰り道、「今日はよかった」を連呼しながらα波
を出しまくって帰ったので満たされながら眠りにつくことができた。
■そして
次の日、朝の10時半から18時までジムでテニスをしたり鍛えたり泳いだりしたらさわ
やかぐったり。体ががんばった連休だった。明日からはがんばれ脳みそ。

