*この「広州、桂林、陽朔、香港 」は4回に分けて記載しています。よければ1からお読み下さい。

旅データ:

◆期間:2004年年末 ~ 2005年年始
◆場所:広州、桂林、陽朔、香港
◆費用:10万円ちょっと (個人旅行です)
◆人数:2名


●広州●
とりあえずホテルでシャワーを浴びて、そういうと今日はお正月だから
初詣に行こうということになり中心地へ出るとお正月だからか人の大群。
日本の「混む」とは規模が違います。
お寺の前に絶対行きたかった「陳氏なんとか」っていう博物館へ向かう。
よくわからないので地下鉄を利用することにした。
この陳氏なんとかは本当に建物自体の彫刻や細工がすばらしい。



またこの日は絶好に晴れていたので見上げると空の青に精巧な彫刻が浮かび上がって
「すごーい」を連発せずにはいれなかった。ここには壷や書が展示されている。
時々素人がいろ塗りしただろと思うような汚い装飾のお寺を見かけることもあるが
ここはまさに中国のいいところが集約された本当に細かい芸術が堪能できます。



アート好きな友人もすっかり堪能できるくらいの時間滞在して
日が暮れないうちに初詣をしようと数あるお寺の中から適当なものをピックアップして向かった。
本当にディープであやしい道をとおりぬけて
何人にも聞きまくって到着したお寺は・・・・・・・・・ムスリムだった。
なんかアラブ人みたいな人がよくでてくるなとは思っていたが、
入り口を入ると素敵な笑顔で「アーユームズリム?」 オーノー。
こんなにがんばってきたのに入れなかった。ムスリム信者しか入れないのだ。
どうして数ある寺からここを選ぶかなぁ。
もう爆笑してご飯を食べに行くことにした。
歩きつかれたのでホテルの近くの適当にはやっている食堂みたいなところで食べた。
どこで食べても基本的にご飯はおいしい。
お腹もみたされたのでちょっとぶらぶら買い物をすることに。
ここへ来る前本やネットで広州はとても楽しいところだと思っていた。
でも中国人の友人に聞くと口をそろえて何もないよという。
行ってみて彼らが正しいことがよくわかった。
もういいやということになり急遽明日は香港へ向かうことにした。
香港の友人とも連絡がつき2年ぶりかな?の香港にわくわくしながら眠った。

●香港●
香港へ行く手段は3つある。今回は友人おすすめの列車にした。



これが簡単に出国できるし安いし便利だなぁとおもった。
あっという間に着いた香港はたった数時間しか移動していないのに暖かくてとても都会でほっとした。
駅まで友人に迎えに来てもらいとりあえず友人邸へ向かう。
そこで友人の犬と戯れつつお母様とお姉さまにもお会いした。
お姉さまはモデルであの「2046」にも出演していたらしい。
そうそう、この友人はAUSで出会った人です。
早速、本日のホテルを彼に予約してもらった。
日立ブランドでかなり安くしてもらった(日立で働いているらしい)。
ラッキィ。
ホテルに荷物を掘り込んで念願の初詣へ。

●お寺●
前回も行ったことのあるお寺へ再びおまいりへ。(名前忘れた。黄???)



今回はお正月ということもありものすごい人と煙だった。
前回とイメージが全く異なっていたのでおもしろかった。
もれなく入り口でHK$10の長い線香のようなものを購入し香港式にお祈りをした。
そのしきたりに必死で何も願わなかった。でも日本人として詣でる行為が終了したことに満足した。
恒例の香港式おみくじみたいなのももれなく引いておいた。
香港は出た数字をずらっと並ぶ占い師のところへ持っていって
色々とご指導を受けるのである。
全部彼が通訳してくれたからこそ実現したことである。
そういうとこうしたら素敵な人に出会いますみたいなアドバイスをいただいたのに
一切実行しておりません。面倒くさい・・・。

●ディナーIN香港●
そうこうしているうちにお腹がすいた。
香港はとにかくご飯がおおいしい。
わくわくしながら雑誌等(香港の)に載っているという人気店に連れて行ってもらった。

鳩の丸焼きとか彼のお勧め料理をたくさん食べた。
お腹がはちきれそうになりながら店をあとにして、一旦ホテルへもどる道すがら
風邪気味の友人が感冒茶を飲んでいた。味は葛根湯のような味だった。
私には飲み干すことができない味だった。
友人はいけると飲み干してしまった。
香港といえば夜景だ。



香港を効果的に見せるときに使われる有名な風景を見に夜風をあびながら再びホテルをあとにした。
ここは前回も何回か連れてきてもらった場所だったが
今回はクリスマス後ということで特別イルミネーションが、ある時間帯になると始まるというので
それを見に行った。またあの美術館へ続く海べり?川べりの道には新しくスターの手形が並び
ハリウッドさながら(大げさ?)の風景に大勢の人出があった。
特にジャッキーチェンの手形にはフラッシュの嵐だった。
友人が風邪気味だったので一旦ホテルへ送り届け
私&香港の友人は夜だというのにとっても明るい香港の町へまた吸い込まれていった。




あんなにきらきらしていたら一日を終わらせることを躊躇してしまうよ。
眠気をさそうだるさが体中に満ちてきてようやく私はホテルへ帰る決心をした。
ゆっくりお風呂にはいって津波最新情報を聞きながら知らぬ間に眠り落ちていた。




●香港2日目●
備え付けのコーヒーをのみがらゆっくり朝したくをした。
今日から彼は仕事が始まるので(3日なのに・・・)ゆっくり美術館でも見ることにした。
前も堪能したはずの美術館、常設展まで新鮮に見ることができた。
今回、ここで行われていた特別展「黄永玉」の展示が本当にすばらしかった。
http://www.lcsd.gov.hk/CE/Museum/Arts/chinese/exhibitions/cexhibitions.html
現代墨絵とでも言いましょうか。斬新な色付け、大胆な筆づかい、
あと彼の言葉も要所要所にディスプレイされていたのだがそれが私には素敵な言葉に思えた。
英語の本が売っていたら買って帰ろうと思ったがなかった。
中国語を習得したら一番にこの人の本が読みたい。
機会があったら是非見に行ってほしい。
この美術館は内容が充実していながらHK$10と非常に良心的な値段だ。
日本もこのような施設があればいいのにと常々思う。
同じエリアにあるIMAXも見ようとしたが時間が合わずにやめた。
昼は香港の友人と飲茶を食べに行く予定をしていたが友人がはぐれ実現しなかった。



そこから友人と私はずっと別行動。
前回来たときに大変おしゃれエリアで気に入っていた場所へ一人で向かった。
記憶は鮮明で迷うことなく辿り着けた。目だけ楽しんで何も買うことなくそこをあとにする。
香港の友人に電話をすると友人がホテルで待っているとのことだったので急いでホテルまでもどる。

●ディナーIN香港2●
香港の友人も合流して今晩はタンタン麺がおいしいという店につれていってもらった。





念願のショウロンポウも食べることができ大満足。この店のご飯はどれもおいしく、
また店員の態度も大変いい高レベルな店でした。
おなかがすいていたのであっという間に食べ干してバスで女人街へ向かう。
あやしいマーケットだ。どの店も勢いがあって胡散臭くておもしろい。
そのマーケットの途中にある店で亀ゼリーを食べた。元気になるゼリー?



とっても薬っぽい味がした。ここで若者たちが普通にデートしているのがすごいと思った。
最終地点まで辿り着いたら次は新しくできたというデパートのようなところへ連れて行ってもらった。
何でしょう、ヴィーナスフォートがもっとすごくなったような、ラスベガスのような・・。
ながーいエレベータの上を見上げると夕焼けっぽい空を演出した屋根がある。
周りもきらきらしていてちょっと薄暗くてとても幻想的な空間に仕上がっている。
デート中のカップルを尻目にテンションがあがりました。ホンコン的な施設だと思います。




夜の香港に満足して後ろ髪引かれながらもホテルへ戻る。
香港人の友人も一緒に部屋まで送ってくれて最後のお別れを。
いつも本当によくしてくれる彼に多大なる感謝をしながらドアを閉めて
もれなくゆっくりお風呂に入りこのたび最後の夜を惜しむようにお茶など飲みながらちょっと感傷的になったりして。

●帰国●
また来たときと同じように列車でシンセンへ戻ろうと思っていたが
友人が船が空港まででているよと教えてくれたので高速船で帰ることにした。
わざわざ船の時間まで調べて連絡してくれた友人の優しさに触れますます
悲しくなった。
よく考えたらこの旅は色々な乗り物に乗った。高速船は大変快適で
船着場から空港までも無料バスが走り何も考えずに空港までたどり着くことができた。





いとも簡単に香港に入国して出国した。日本人パスポート強し。
この時期香港へ直接入ると9万以上していた。対して広州への直行便は
4万円くらい。みなさん、一旦広州へはいって香港へ行くととっても安いですよ、
時期によっては。

シンセン空港でまたも大阪行き組は拉致られる。



飛行機から地球を見下ろすと上海の街がまるでミニチュアだった。



人間なんて小さいなと。多少大きなことをしでかさないと生きた証は

この世に残らないぞと、躊躇なき人生を歩むことを再決心したのでした。





土産も買わぬまま特別室みたいなところでずっと待たされる。もう我慢ができず
おなかがすいたとダダをこねてやっとレストラン前まで同行されて一応
開放された。おかげで土産も買えず何もできずシンセンを後にすることになった。

そして上海での乗り換えもまたご丁寧につれまわされながら
小一時間待って大阪へ再度とびたつ。
いよいよ旅が終焉を迎えた。
関空へ帰ってきたときには何もかもが終わってしまった感に襲われ
空っぽになってしまった。旅を共にした友人とがっちり握手を交わして
それぞれ帰路につく。

帰りのバスでお笑い番組を見たとき大阪を実感した。
と同時に明日から仕事だ。ということを思い出した。

帰宅すると11時PMだった。あの真夜中のような早朝から日も変わる間際
までのこの旅を楽しみにして年末を過ごしていた。
それが今となっては夢のようにとおりすぎ、明日からの仕事が現実味を
帯びてきたところで同居人と8日ぶりの再会。
んー、ほっとする。なんだかブルーな気持ちも和らいだ。うれしくなって
眠りかけていた同居人に無理やり中国旅話を話し続けた。
散々喋ってハッピーなまま眠り落ちていった。友人は耳鳴りがしていたに違いない。

終了。