全国でも珍しい手作り和ろうそくの老舗!三嶋和ろうそく店 | 旅人間の「旅と食べ歩き」ブログ

旅人間の「旅と食べ歩き」ブログ

ヤフーブログ閉鎖に伴い移行して来ました。現在は「食べ歩きライター放浪記(http://tabi2deru.com)」がメインブログです。

飛騨市古川町(岐阜県)を散策する!

飛騨古川の町を散策する中で、以前に「ほっとする店」を紹介しましたが、ちょうどあの店の斜め向かいに三嶋ろうそく店と言う歴史を感じさせる佇まいのお店があります。あの店には寄っておいた方がよいよと言う町の方のアドバイスもあり、ちょっと立ち寄ってみることにしました。

イメージ 1

ちなみに私は見ていなかったのですが、NHKの朝ドラ「さくら」ってご存知でしょうか?あのドラマの舞台になったのが、まさにこのお店だそうですよ。ここと全く同じ舞台を東京に作り、ここの当主さんが技術指導に行ったそうな。

イメージ 2

そんな当主さんが、作業に座っていました。職人さんと言えば気難しい方が多いような勝手な印象がありますが、ここの当主さんは親切で気さくで実に話やすい。そして和ろうそくに関して細かく説明をしてくれます。

この説明ってのが、実演しながら丁寧に話してくれるので、実に見ごたえがあって魅力的。飛騨古川に来て、ここに立ち寄らないのはもったいないぞ!

イメージ 3

その実演と言うのが、こんな感じで…

イメージ 4

ちなみに、この赤いのはロウです。赤いロウソク?不思議に思う方もあるかもしれませんが、赤いロウソクはめでたい時に使うものだそうです。

例えば、家族の誰かが結婚した時や、仏壇を新しくした時、仏壇に魂を入れた時、あと…これは宗派によって様々だそうですが、亡くなった方が例えば50回忌を迎えた後からは、白から赤に変わるそうな。この50と言う数字は例えで宗派によって様々らしいのでお寺さんに聞くと良いそうです。あとはお正月の三日間は赤いロウソクだとか。

イメージ 5

あ…このデザイン性のあるロウソクは、最近の若者はこうゆうのが好むらしい。例えば瞑想したりする人とかでしょうか?

イメージ 6

この「和ろうそく」は櫨の(はぜ)の実から作るそうですよ。

イメージ 7

これがロウのの塊ですね。

イメージ 8

そして和紙とイグサの髄

イメージ 9

これをこのように丸める。

イメージ 10

ここにロウをたらして「和ろうそく」は完成するそうですが、よく見ると輪の中が空洞でしょ。ここが空洞になってることで、ささやかな風の流れができて、和ロウソクは風がなくてもゆらゆらと動くそうですよ。

下の写真は店内にあったポップですが、炎が一定しないのが和ロウソクの特徴のようですね。そして風が吹いても簡単には消えないそうな。当主さんの話を聞いていると引き込まれてしまう…なんて素敵なんだろう。

イメージ 11

そして、当主さんが暖簾の奥に行ってごらんと…

イメージ 12

お言葉に甘えて、奥に行かせてもらうと、そこはNHK朝ドラ「さくら」のモデルになった部屋だとか。私はドラマを見ていなかったのでピンときませんでしたが、もし見ていたら感動的だったかも。見ておけばよかった~後悔…

イメージ 13

ちなみに、この大きなロウソクは、この地域で毎年1月15日に行われる「三寺まいり」で使われるロウソクだそうですよ。雪深い季節だけど、ここで話を聞いていると行ってみたくなりました。三寺詣りに関してはこちら

イメージ 14

しかし、なんて魅力的な所なんだ。ロウソクも場所も人も…

イメージ 15

当主さんの話を聞いていると、もちろん商売を営む上での話ので、商売っ気がないと行ったら間違いかもしれませんが、何ていうんでしょうか、売るために話してるのではなく、本当にロウソクを愛してるって感じが伝わってくるんです。

その道を究めた人ってこんな感じなのかな…。とにかく、この方が作ったロウソクを仏壇に灯すとご先祖様も喜びそうな気がしてきたんです。

イメージ 16

次のお正月は、我が家も赤い和ロウソクでと。実家に持って帰るように購入しました。ご先祖様も喜んでくれるはず。実に良い買い物をした感じで満足。飛騨古川と言う町は本当に素敵な所なのだ(^_-)-☆



「旅行ブログ・ランキング」に登録中!
   ここをポチッとしてくれたら嬉しいです♪


--------------------------------------------------------
三嶋和ろうそく店
住所:岐阜県飛騨市古川町壱之町3-12
電話:0577-73-4109

--------------------------------------------------------