香川県に旅行し、讃岐うどんを食べ歩いて気づいた特徴をまとめます。

いちばん戸惑ったのは営業時間です。

 

香川ではうどんが特別なご馳走というより日常の食事なので、朝6時台から開く店が珍しくありません。

 

地元の人は通勤前や観光の前に「朝うどん」をすませます。

 

そのぶん、夕方まで開いている店は限られ、多くの店は午後2時から3時ごろ、あるいは麺が売り切れた時点で終了します。

 

人気店ほど午前中に玉切れになることもあるので、うどん巡りは午前勝負で組むのが安心です。

お店のタイプも独特です。

 

席に着いて注文する普通の飲食店もありますが、香川らしいのはセルフ店です。

 

入口のカウンターで玉数を選び、自分で湯通しし、天ぷらやおにぎり、薬味を取って出汁をかける。

 

食べ終わったら食器も自分で返します。人件費を抑えているぶん価格は手頃で、回転も速く、何杯でも気軽に頼めます。

 

初めてでも前の客の動きを見れば流れはつかめます。

もう一つの顔が製麺所です。

 

本業は麺の卸しで、工場の一角や店先でできたてを出すスタイルです。

 

客席は少なく、外のベンチや立ち食いになる店もあります。

 

数量限定で売り切れ御免、注文方法も店ごとに違うことがあります。

 

その代わり、打ちたての麺のコシをいちばん素直に味わえるのが魅力です。

普通店は落ち着いて食べたいとき、セルフは手軽に何杯も回りたいとき、製麺所は本場の現場感を求めたいとき。

 

タイプと時間を知って回ると、うどん県の旅はぐっと楽しくなります。