こんにちは。Kaoです
なんだか今日は花粉が凄いのか
家から出なくても、くしゃみが止まらず
目の痒み、お肌の痒みも5割増し・・・
しんどいなぁ、と思って
彼からの朝のLINEも返信せずにいたら、
「起きられてる?体調崩してない?」
と心配のメッセージが入ってました。
ほんっっとに優しい
心配かけてごめんね!
さて、、
わたし、日本では接客業で生きていましたが
一転、カナダでは幼児教育を学んできました。
カナダでは、
年齢別の発達段階のリストを参考にしながら
子供の発達に即したカリキュラムを組んでいきます。
(参照:http://www.edu.gov.on.ca/childcare/ExcerptsFromELECT.pdf)
日本でも、こうした発達段階の表を使用して
カリキュラムを組むそうですが
使い方が真逆とのこと。
日本で保育士経験のある友人がカナダに来て、
この真逆の考え方に慣れるのが大変だったそうです
例えば2歳児。
カナダのオンタリオ州で使用している上のリストでは
5.2 Fine Motor - Making a Mark
• using palmar grasp to hold crayons and brushes and make scribbles
(クレヨンや筆を、手をグーにして持ち、擦り書きできる)
とあります。
↑こういうやつですね
これを、
まだ出来ない(クレヨンを握って書けない)
から、出来るようにするための
アクティビティを考えるのが
日本の教育。
本人がやり始めた(手で掴んで書き始めた)から、
それを更にスムーズに出来るように練習させる
そんなアクティビティを考えるのが
カナダの教育。
違い、分かりますか?
日本は
出来ないから、出来るようにしよう
苦手を克服しよう
なんですよね。
一方カナダは、
本人がやり始めるまでは(グーでクレヨンを持ち始めるまでは)、
その発達段階のリストに載っていようがなんだろうが
その項目(グー持ちで書く)を目的としたアクテビティを行わないんです。
グーで持って描き始めた!
となってから、ようやく初めて、
それをサポートするアクテビティの実施→更にスムーズに書けるようになる
出来る事を、もっと出来るように伸ばしてあげる
なんです。
※どっちが優れているとかの話ではなく、ベースの考え方が違うよって話
出来ないことを克服する
を、生まれてから何十年やってきた方が多い日本。
国語で100点取って
算数で30点だったとして
そしたら、
算数もっと勉強しなきゃ!
そう思っちゃうんですよね。
克服するのが当たり前になってるから
その『克服する』を行うために
まだ克服できてないことに目が行ってしまう。
人間なので誰でも苦手はあります。
それは、日本とカナダ、
どっちの教育を受けていようが変わらないこと。
苦手に注目して、それを克服する教育を受けているか
得意に注目して、それを伸ばす教育を受けているか
ただ、それだけ。
※何度も言いますが、どっちが優れてるとかの話ではないです。
だから、あなたがもし
あ~なんでこれ出来ないんだろ・・・
自分、ダメ人間かな。。
なんて思ったら、
何十年と染みついた
克服する教育を受けてきたから
苦手探しが得意になってるだけって
思い出してみてください
「あは、また見つけちゃった」
な~んて、笑ってみてください
そして、ほんのちょっとでいいので
自分の出来る事を探してみてください
出来る事なんて、全然無いよ!!
本当にそうですか?
この文章が読めている時点で・・・
・目が見えている
・文字を理解しながら読める
・パソコン/スマホを操作できる
・インターネットが使える
・指を使って操作できる
ですよね?
それに、決して短くない
このブログ記事。
ここまで読めているのは
それなりの集中力もある証拠!
他にも、日々の生活を思い出してみると
あなたが出来てること
本当に沢山ありますよね
・朝起きれた
・おはようって挨拶できた
・カーテン開けて日の光を浴びれた
・ごはん食べれた
・メッセージの返信できた
・お茶を入れてゆっくり飲めた
等々。。
暗いニュースや、先の見えない状況に
気持ちが重くなりやすい時かもしれません。
様々な制限に、「出来ない・・・」と
普段以上に感じてしまうかも。
だからこそ、ほんのちょっとでも
出来ることに目を向けてみませんか?
また書きます
Have a wonderful day
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