舞台『曇天に笑う』再演 6月1日の観劇感想 | マユリンのつぶやき
2016-06-03 14:53:42

舞台『曇天に笑う』再演 6月1日の観劇感想

テーマ:若手俳優関連
舞台『曇天に笑う』を観てきました!!
初演と変更になった役者さんを招いての再演。

ここからは、ネタバレがありますのでご注意を…。


再演は、
初演でもそうでしたが、蒼世率いる豺(やまいぬ)が全員で戦う場面は、見応えがありました。
それと
今回の舞台で金城白子を演じる松田凌くん
白子が風魔小太郎に変貌してからの凌くんの殺陣、回し蹴りの高さが凄かった。
鯛ちゃんの悟空の時の回し蹴りくらい、高さあったんじゃないかな…。
まさに忍びの動きでした

物語は、初演とほぼ変わってなかった気がします…。

曇兄弟  
天火(玉城くん)
空丸(植田くん)
宙太郎(百瀬くん)

初回の佐野岳くんの空丸は、天火兄ちゃんを越えられないジレンマにまだ大人になりきれない無邪気な子供っぽさが可愛いな~と感じましたが、
再演の植ちゃんの空丸は、天火兄ちゃんを越えられないことには悔しがるんだけど、
早く兄と対等になりたいという想いが、ちょっと優等生ぽい落ち着いた感じに見えたかな…。


【1幕】は、初回と同じ場面でグッと胸にきてしまいました。

それは、
自分がおろち(大蛇)の器だと思い、自ら刑死することを志願した天火
それを知った弟の空丸、宙太郎はそれを止める為に天火を追いかける
そして、
刑死する前に3兄弟は会うのだが…
兄を死なせたくないと一心不乱で引き留める空丸、宙太郎の2人を
天火が両手でぎゅーっと抱き締めて笑う
場面。

弟たちを一緒にいられなくなる
守れなくなる辛さと
弟たちの兄を守ろうとする姿、
守ってくれるまでに育ってくれた姿…
そして、
こんな身勝手な兄を愛してくれる弟たち…

私は観ながら色々な想いが浮かぶくらい
天火の笑った表情が堪らなく切なくなったけど、天火らしいなとも思った…
再演もココの場面は、やはり胸にグッときてしまって涙が…なみだ

【2幕】も
初回と同じお気に入り場面が改めて好きだなとハート2

【その1】
おろちの毒で体の傷みに耐えられず倒れそうになる天火を抱き留める蒼世(細貝くん)の表情が凛々しくてドキッとしつつも
その元隊の仲間だった豺(やまいぬ)の現隊長の蒼世に
弟たちや村人たちの前では強い兄貴でいた天火が弱音を吐く場面
天火が抱えていた辛い想いがいじらしくて…。
それを叱咤して天火を導く蒼世
天火と蒼世の秘められた男の友情キラキラ


【その2】
おろちに支配された空丸と闘う天火。
天火は、空丸に語り掛ける。
その台詞がね…兄弟愛がね…
ここも物語をずっと観ててのこの場面だから、
空丸に対する天火の想いが伝わってきて…やはり泣けましたなみだ

【その3】
大蛇を封印して、今まで雨だった空が
青空に変わる場面。
この時の3兄弟の闘い終わった後の笑顔…
そして、
最後の天火たちの庭で場面
豺の隊の仲間や村人たちと一緒に宴会で盛り上がってる時のみんなの笑顔きらきら

まさに『曇天に笑う』でした青空

再演でもうひとつ思ったことは、物語に流れる音楽が素敵だなとキラキラ
今でも頭の中で流れてますおんぷ

私の観た回は、スペシャルアンコールがありまして、
グッズプレゼントがありました。
豺の皆様が抽選をしまして、
最後に細貝くんが引いた半券の席の人が帰ってしまっているというハプニングにあり、細貝くんの慌てふためく姿にみんなから笑いを取ってましたきゃっ

再演も楽しかったですきゃ


この日、
観劇した方に配られたステッカーあひるあひるあひる




薔薇空丸 植ちゃん薔薇


ここまで読んで頂き、
ありがとうございました花