5月24日(金)
渋谷のBunkamuraオーチャードホールで上演された、K―バレエの「カルミナ・ブラーナ」を観てきました
カール・オルフの合唱曲に熊川哲也さんがオリジナルのストーリーを考え、演出・振付した作品です
「女神フォルトゥナは、悪魔ルシファーと恋に落ちアドルフという子を授かった。彼は人間社会へと紛れ込み、可憐に咲く花々やさえずる鳥たち、太陽など接触したものをすべて浸食していく。人類は、悪の象徴となったアドルフに立ち向かおうとするが……」
というストーリーだそう
ソリスト、合唱団、少年少女合唱団の歌声にバレエの踊りが加わり、さらに熊川哲也さんが特別出演され、壮大なスケールの舞台でした。
主役のアドルフは飯島望未さん。
彼女は昨年「蝶々夫人」の蝶々さんの踊りを観ました
カルミナ・ブラーナは全25曲。
どの曲も踊りが素晴らしいけれど、演出の都合上、途中で拍手やブラボーなどの掛け声は禁止。
グッと我慢しておとなしく観てました
けど
14曲めの「In taberuna」。
男性たちのゾクゾクする踊り。
そして合唱団ではなくバレエダンサーがshout
とにかくスゲー
22曲めの「Tempus est iocundum」は、少年少女合唱の子どもたちが歌って踊っていて、とても可愛いかった
拍手喝采したかった(*≧з≦)
カルミナ・ブラーナを知らない人は「何のこっちゃ」って感じだろうけど、昨年この曲をがんばって歌ったので思い入れがあるのデス
ラストの25曲めが始まると熊川哲也さんが登場
派手なジャンプはなかったけれど、ステップとターン(バレエ用語知らない)がめっちゃ優雅でステキでした
最後はセンターを飾り、いいとこ取りっちゃいいとこ取りだけど、やはり貫禄があり感動した舞台でした。
是非関西でもやって欲しい
合唱団を使うから難しいのかな🤔
ずぅーっと前にK―バレエのベートーヴェンの「第九」は合唱付きで東京と大阪で公演があったけれど
「カルミナ・ブラーナ」は年に一度は定期的に観たいと思う作品でした