上野水香さんが踊るバレエ「ボレロ」が観たくて、富士市文化会館へ行って来ました(^-^)


モーリス・ベジャールがラヴェルの「ボレロ」の曲にバレエの振り付けをし、日本人女性では上野水香さんだけが踊るのを許されています。
だから一度生で見たくて。
昨年は「HOPE JAPANツアー」は大阪や京都でも公演があったのに、今年は関西の公演がなく。
なので静岡県へ遠征しました🎶

まずは「ギリシャの踊り」

昨年京都公演を観たとき、「ボレロ」は柄本弾さんで、上野水香さんはこちらを踊られていました。
こちらは皆の衣装がとてもシンプル。
女性は黒いレオタード。主役の2人だけ白いレオタードのような衣装。
男性は上半身は裸で下はレオタードのみ。
創作ダンスのような演目でした😀

休憩をはさんで、次は「パキータ」。
こちらはチュチュを着て踊っていて、ザ・バレエ❗って感じ。
ジプシーのパキータと、フランス将校との恋物語。華やかでした(^∇^)

そして最後は「ボレロ」。

とても静かに始まりました。
最初は舞台全体が暗く、上野水香さんの腕だけライトが当たり、徐々に全身の姿が。
円形の台で1人で踊り、その周りをコの字型で囲むように男性ダンサーたちが椅子に座っている。
上野水香さんが最初は抑えているエネルギーを少しずつ放出させるように踊り、数人ずつ男性ダンサーが立ち上がり、円形ステージに引き込まれていく。
最後はエネルギーが爆発するような踊り。
男性ダンサーが全員ステージを取り囲みジャジャン❗と終了。
20分があっという間でした(^∇^)

客席はみんな立ち上がってスタンディングオベーション。

上野水香さんの魂が揺さぶられるというか、何かに取り憑かれたような踊りは本当にすごかった。
静岡まで観に来て良かった。

これはまた機会があれば是非観たいです❗