越生の蕎麦屋 玄屋 | 教科書に載せたい旅行記  ~脱サラを夢見るアラフォーおやじ~

越生の蕎麦屋 玄屋

越生梅林に梅の花見に行く前に、蕎麦を食べに行きました。

知る人ぞ知る、越生の蕎麦屋、玄屋です。


玄屋は、私の求める理想的な蕎麦屋です。

それは、美味しいだけでなく、非日常感を味わえる蕎麦屋だからです。



まず、初めて行く人は、「こんなところに蕎麦屋なんてあるのか?」

と不安になるようなシチュエーションです。

今でさえインターネットとナビが発達しているので、すぐに見つかりますが、

私が初めて訪れた10年以上前は、見つけるのに苦労しました。


玄屋には、一歩足を踏み入れた途端、ただならぬ雰囲気を感じます。

古民家風の店内からは、のどかな田園風景を見渡すことができます。

カウンター越しに調理場が見えますが、これまた良い雰囲気を醸し出しています。


席に付くと、すぐに蕎麦チップスなるものが出てきますが、これが絶品!

以前に、「この蕎麦チップスは売ってもらえないのですか?」と聞きましたが、

残念ながら非売品でした。

ホントに持ち帰りたいほどの美味しさです。


蕎麦のほかにも、卵や豆腐、こんにゃくなどの一品料理がありますが、

どれもおいしいです。

以前は、ここの豆腐は「豆腐工房わたなべ」のものでしたが、

今日は、「大豆工房みや」のおぼろ豆腐になっておりました。


もちろん、蕎麦も最高です。

香りが強く、茹で加減はやや硬めで腰があります。

「ん~、幸せ!」


お店の中にいると、東北かどこかの田舎の蕎麦屋に来たような気持ちにさせられます。


こんな田舎にも関わらず、ひっきりなしにお客が来ますが、

席を待つほどには混みません。

おそらく店主としても、混雑するようなお店にはしたくないとは思うので、

ガイドブックには載せないと思いますが、

せひとも、このような雰囲気を保ち続けてほしいものです。

ちなみに、玄屋は金、土、日曜日しか営業しておりません。



越生梅林は、これからが見頃です。

せひとも越生梅林にお越しの際には、お勧めの蕎麦屋です。



玄屋のホームページ

http://genyasoba.web.infoseek.co.jp/index.html