人生の新たな章は突然に | 旅に出て、愛を学ぶ

旅に出て、愛を学ぶ

〜南米旅編〜

ペルーのジャングルに来て、

コロナで予想外のロックダウンがあり、

ここに留まりかれこれ一年半以上



予想もしていなかった展開が急にやってきた。




ロックダウンが緩和されてから、

電気もガスも水道もない場所で

アヤワスカの儀式を含むシャーマンの元での修行を一ヶ月半。

それからまた各地を巡って

また、薬用植物の儀式とヒプノセラピー(催眠療法)




これまでの人生の清算をしてきた。

意味が分かってスッキリしたら

急にやってきた、愛ってやつが。




今まで誰にも言えなかった気持ち、感じ方、

言葉にして他人に伝えてはいけないと思っていたこと

自分の中の黒い部分、隠しておきたいこと

今まで誰にも見せなかったところまで

丸裸になって向かい合える人が目の前にいる。



何という安堵感だろう。

幸せとはこういうことを言うのか。




私は愛を知らない、人を愛することは出来ない、と思って生きてきた。

それが愛が溢れて止まらない。



今まで

《私の方が好きだって知られたらゲームに負ける》

と思って恋愛していた。



今は

死ぬまでに伝えられるだけ伝えたいと思う。



でも

どんなに愛してると伝えても

生涯かけても十分にはできない。



もどかしいけど、

その気持ちを感じることが出来る、

そのことでまた幸せを感じることが出来る。




彼が言った。

たまに君と一つになってしまいたいって思うんだ。



私は思う。

《違う二人で、違う身体と違う考えを持ってるから一緒にいる意味があるんだよ。》




でも知ってる、

なんでこんなに私が幸せを感じるのかを。

なんでこんなに満たされているのかを。



私が今まで誰にも言えなかった、

隠しておかなければならないと思っていたことを共有出来るから。

一人じゃないから。



そして、そんな人が現れたのは

私が一人で生きる覚悟をしたから。



全てを誰かのせいにするのを辞めて

自分の人生の責任を自分で持つ決心をやっとしたから。




今この時がきてやっと言える。

今までの全てのことに意味がある。

今までの全てのことにありがとう。




私は私の居場所を見つけた。

私は私の使命を見つけた。

私はここで生きていく。