大草原に暮らす遊牧民
を思い浮かべるよね。
そして遊牧民と言えばゲル!
モンゴルに行ったら絶対ゲルに泊まろうと決めていた。
そんな訳で首都ウランバートルから移動して「テレルジ国立公園」に行って来た。
テレルジ国立公園
テレルジ国立公園は首都ウランバートルからバスに乗り2時間弱のところにある。
より大きな地図で テレルジ_モンゴル を表示
なぜテレルジを選んだか?
ゲストハウスのオーナーに馬に乗ってゲルに泊まりたい!と言ったら、じゃー遊牧民の親戚がいるからそこに泊まりに行きなよ~と言ってくれたのでそこにした。
テレルジ行きのバスに乗る場所とバスが来る時間を教えてもらい、バスを降りる場所を書いたメモを渡され、それを運転手に渡すように言われた。
バスは1日1本、13時に来るのみ。
15分くらい前にバス停に着きバスを待った。
13時が過ぎた。
14時が過ぎた。
15時、16時、17時・・・
結局この日バスが来る事はなかった。。。
こんなにバスを待ったのは人生で初めてだろうと思う。
ゲストハウスに戻りそれを話すを、見逃したんだと言われる。来ないはずがないと。
次の日、今度は30分位前から待った。
ちょうど予定時刻を1時間位過ぎた時、テレルジ行きのバスが到着。
運転手にメモを渡した。
大草原をひたすら走るバス。
何の目印もないところで「ここだ」と言われ降ろされた。
すると泊まらせてくれる家族が車で迎えに来てくれていた。
なるほど、遊牧民なのに車かい!
という突っ込みはなしにしてそこからまた草原を突っ走る。
草原と言うかこのあたりは山やら大きな岩などがたくさんあり木もたくさん生えていた。
そして到着した
憧れのゲル!
ゲルの中はこんな感じ~
中央の暖炉を囲むようにベット、ソファー、テーブル、収納などがあった。
夕食の準備をしてくれる奥さん。
出来上がるまでぶらぶらする事に。
川から水を汲んで来てたまに洗濯するらしい。
トイレはこんな感じで穴の中にクソが溜まったら埋めて場所を変える。
馬もたくさんいたけど牛とかヤクとかもいた。
こいつは一番可愛い顔してた。
犬も可愛くてにんじん食べさせてた笑
けど何よりもこの女の子が可愛くて・・
久しぶりの来客にすごいはしゃいでて
寝るまでずっと一緒に遊んでた(´∀`)
電気が無いから日が暮れる前に夕食を済ませ、暗くなったらろうそくを灯す。
遊び疲れたのかご飯を食べてすぐに寝てしまった☆
昼の気温は25度以上あるんだけど、夜は一気に冷え込みマイナス18度にまで下がるらしい・・・
寝る前に薪で火をおこしゲルを暖めてくれる。
そして就寝。
寝袋に掛布団を3枚くらいかけても寒かった・・・
それでも満点の星空が見たくて、深夜に外に出てみた。
真っ暗闇に星だけが輝き
冷たくて乾燥した空気が
より星空を引き立てていた。
モンゴルで乗馬初体験
次の日はさっそく馬に乗らせてもらった。
モンゴルの馬はかなり小型で初心者でも扱いやすいらしい。
確かに、想像していたより小さくてなかなか可愛いやつだった☆
すげー簡単にレクチャーしてくれてすぐに出発!
「チョーーッ!」「チョーーッ!」
とか言いながら走っていくおっちゃん。
必死になっておっかける。
最初に目指したのは「亀石」と呼ばれる巨大な岩。
自然とこんな形になったんだって。
確かに「カメ」に見えるよね。
そして次はもっと巨大!
かなり遠くからでも見える
「チンギスハーン像」
ものすげー迫力だった。デカ過ぎだろこれ。
まさに思い描いていたようなモンゴルの風景。
馬で大草原を走れたし
ゲルに泊まる事も出来たし
満点の星空を見る事も出来たし
モンゴルへ来た目的を果たす事が出来た☆
僕が行ったのは4月で、まだ寒いし草原もあまり青くなかったので、もしモンゴルに行くなら夏がおすすめ!
携帯電話も車も持たないような遊牧民は毎年毎年減っているようで、そもそも携帯もないから見つける事は至難のわざ。
けど今回の家族みたいに、ある程度場所を決めてゲルに定住しいてる家族はたくさんいるのでモンゴルに行ったら是非泊まってみて欲しい☆
その時はなるべく多くの水を持って行くと良いかも。
あと、シャワーも無いからウェットティッシュとかあると便利かも。
もちろん女性も「野糞」「野ション」になるので覚悟して(笑)
では最後に、走りながらクソを垂らす可愛いやつと☆
たくさん走ってくれてありがとう(´∀`)
ーーー追記2016/6/9ーーー