2012年2月に一週間滞在したあと、ヨルダン、イスラエルと中東を周りまたダハブに戻って来た。
なんで戻ったかって・・・
そりゃー居心地が良過ぎたからだ。
しかもダイビングのライセンスが世界一安く取れるなんて聞いたら、そりゃー取るしかない!ってなるわけで・・・
2月はまだ少し水が冷たかったから何もせずにだらだら過ごし、ヨルダン、イスラエルの旅を終えてライセンス取得の為に3月になってから戻ってきたのだ。
エジプトでダイビング?!っと思うかもしれないが、エジプトには「紅海」があるのだ。
紅海は流入河川がないこともあり海水の透明度が高く、200種ものサンゴが生息するなど固有種も多いことからダイバー憧れの海とも称されている。
写真の通りボートに乗る必要もなく、ビーチエントリーが出来るダハブ。
ダハブの日本人宿セブンヘブンへ
ダハブはバックバッカーには有名な街で中東を旅した人なら知らない人はいないだろう。
エジプトと言ったら首都のカイロでピラミッドを見たり、黒砂漠や白砂漠、さらには南下してスーダンとの国境付近にあるアブシンベル宮殿を目指すのがポピュラーかもしれない。
ダハブはそれとは真逆。治安情勢の安定しない東に向かうのだ。カイロから夜行バスに乗ると朝には到着する。
※バスの値段は90EGP=約¥1240
地図で見るとこの辺↓
より大きな地図で エジプト/ダハブ を表示
ここはヨルダンやイスラエルを目指す旅人の中継地点になったおり、しかも居心地抜群な日本人宿がある為、多くの旅人が集まる。
日本人宿ってのは、日本人が経営していたり、多くの日本人が集まる宿の事を言うよ(・ω・)b
有名なのは「セブンヘブン」と「Deep Blue」
どちらも日本人のインストラクターがいるという事で多くの日本人が集まっている。
僕は流れ的にセブンヘブンで滞在する事になった。
※セブンヘブンホテル1泊20EGP=約¥276
(ドミトリー共同シャワータイプ)
恋するダハブ?!
ダハブは旅人の間で「恋するダハブ」と呼ばれている。
旅中に出会った旅人たちの多くがここで恋に落ちてカップルになったとか( ̄▽ ̄)
これは俺にもチャンスが到来するかもしれない?!
予想を裏切る事無く、セブンヘブンには約20人もの日本人が滞在していた。
久しぶりに日本語でワイワイできる環境ともなれば当然・・・
酒が進む!!!
エジプトのビール「ステラ」を毎晩どんだけ飲んだ事か(⌒¬⌒*)
※ステラビール9EGP=約¥124
宿のだら~っとできるスペースで毎晩毎晩、夜遅くまで飲んだ。
「ダハブゲーム」や「ヤニゲーム」と呼ばれるトランプを使ったゲームが名物で、このゲームが超はまってしまうのだ。
遅くまで飲んだあとは昼頃までゆっくり寝て、だらっとスペースに行くと待ち合わせした訳でもないけど誰かしらだら~っとしているので一緒にランチを食べに行く。
良く行ったのは宿の二階にある日本食屋。毎日懐かしの日本食が食べれるのがダハブの良いところの一つでもある。
これはダハブ名物のサンドウィッチ。安くてボリュームたっぷりで腹一杯になる。
※5EGP=約¥69
ランチの後は日が暮れるまで海沿いのカフェで日焼けしながらまったり過ごす。
カフェとは言ってもやはり・・・飲んでしまう笑
ダハブは年間通してほとんど晴れ!しかも砂漠気候だから日差しが強く2月でもこんな感じだった。
浮かれすぎてサンオイルを飲んでしまう事も笑
海を見ながら吸うシーシャも格別だった。
浮かれ過ぎもいいとこで海にラクダが歩いている夢を見たりもした。
そしてダハブを語る上で絶対に外せないのがこれ!
マンゴーマンゴーだ!
マンゴージュースにマンゴーアイスをのせたダハブ名物。
こいつがまた最高に美味くて夕方になると毎日のように飲んでいた。
※マンゴーマンゴー10EGP=約¥138
19時位に宿のだらっとスペースに行くと、飯いこーぜー!みたいな暇人がたくさん集まりだす。
そしてみんなで夕食を食べに行くのも日課だった。
中でもお気に入りは「キングチキン」という店。
ハーフサイズのチキンにモロヘイヤスープ、サラダ、ご飯、ナンが付いて30EGP=約¥410
チキンも激ウマなんだけどモロヘイヤスープもまた最高に美味い!
時にはみんなでバーベーキューをしたり
楽器を持って旅をしている3人が近くのBARで演奏させてもらえる事になったみたいで、みんなで見に行ったりもした。
真ん中のギター&ボーカルのふみくんは6000円とギターだけ持って日本を出発し路上パフォーマンスで世界を旅する強者。しかも2014年3月現在まだ旅を続けている。
日本ブログ村でずっと1位をキープしているふみくんのブログはこちら↓
金丸文武 世界放浪日記→http://ameblo.jp/bachiatarimon/
そして来る3月6日!僕の31歳の誕生日。
なんと宿の隣のタイ料理屋でみんなが盛大なお祝いをしてくれたのだ。
エジプトの物価からしたらかなり高級なお店。
まさか遠くエジプトの地でこんなに楽しい誕生日を迎えられるとは思ってもいなかった!
宿に戻れば可愛くて癒される猫がいたり
まだ生まれたばかりの子犬もいた(´∀`)
日本から遠く離れた砂漠と海しかないこの小さな街で、二十歳前後の学生から40代の人まで、毎日ダラダラする日々が1年の旅の疲れを癒し本当に楽しかった。
よし、そろそろライセンス取ろう!
ここに来た目的の一つでもあるライセンスの取得!
ダラダラな毎日からハードな毎日になるのは少し辛かったけど、しっかり目的は果たしてきた。
取ったのはPADIのオープンアドバンス。
400$で取得出来る。しかも講習中は宿泊代無料。
同じチームのみんな。
今までのダラダラ生活を終え、毎日早朝からダイビングの講習が始まる。
昼過ぎから夜にかけては筆記試験合格の為にひたすら課題に追われる。
そして苦楽を共にしてきたチームメイト全員合格!
後列の右がインストラクターのヨシさん、その隣がインストラクターで奥さんのワカさん、一番左はダイブマスターのユウコちゃん。
ヨシさんとワカさんは昔この地でインストラクターと生徒の関係から発展し結婚したのだとか・・・なんともロマンチックじゃありませんか!!
僕は恋に堕ちる事はなかったけど、楽しいチームに恵まれ本当に楽しかった!
ダハブが楽しかったのはここにヨシさんとワカさんという二人がいたからであって二人がいないダハブは想像すら出来ない。
そう・・・二人は現在フィリピンのアラニオという場所に移住しゲストハウスを運営しながらインストラクターをしていて、もうダハブにはいないのです。
なのでダハブを目指す人はこのブログを当てにせず最新情報をしっかりチェックしていってくださいね!!
インストラクターのヨシさんが自らのブログで僕らのチームを紹介してくれているから是非チェックしてみてね!
アジア~遊ぶ~ダイビング~♪
http://ameblo.jp/yoshikaisei/day-20130312.html
という訳で長くなりましたが、海がこんなに綺麗で1日1000円もあれば生活できちゃう最高の街ダハブ!帰る時はみんなで見送りまでしてくれますよ☆
いかがだったでしょうか?
ダイビング中の海の中の写真は続編で書くのでお楽しみに!
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ーーー追記2015/9/12ーーー