水車小屋に住んでいる住んでいるネネ(鳥ノヨウム、インコの一種)がとにかくかわいい。
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18歳の理佐はは短大に行こうと思っていたら、入学金を母の恋人のために使われてしまい、いけなくなり、家を出ようと思ったところ、8歳の妹律が母の恋人に暴力を振るわれたり、家から追い出されたりしていることを知って、妹も連れていくことに。
住み込みで働けるところということで、職安で紹介してもらったお蕎麦屋さんで働くことになったけど、条件の一つに鳥のお世話があり、そのお世話というのがネネのこと。
ネネは3歳時くらいの知能があると言われていて、おしゃべりもできるし、多少の会話のキャッチボールもできるし、自分の感情も多少は表現ができる。だから、本当にかわいい。
18歳と8歳が生活していくということで、最初から周りにいる人が快く思っていたわけではないけれど、結果的にはみんなで助け合いながら生活していく。
10年ごとの話で、周りにいる人達や環境は変わっていくけど、みんなで助け合うというのは続いていく。
もちろんネネも歳をとっていくので、最後のほうは最初に出てきたころとはちょっと違う。(ヨウムの寿命は50年くらいとのこと)
決してお金持ちとかではないけど、日々の暮らしをそれぞれが丁寧に暮らしていて、こんな風に生活していきたいなと思った。そしてこんな風に暮らしていたら、幸せだよなあ~と思う。
ちなみに図書館から借りてきて、返却するのに後ろ髪をひかれたけど、実は借りてきた母も同じだったらしい。