「絵本は地球をすくえるか!?」 | tabi-book-color-キャロラインのブログ

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興味あることは「旅」「本」「色」です。

吉祥寺の本屋さん「緑のゆび」の開店2周年企画のオンライン講座に申し込みました。

タイトルは「絵本は地球をすくえるか!?」

冒頭店長の吉井さんはちょっぴりオンラインは苦手でというお話があり、かつて児童文学者の松岡享子さんもリアルタイムでなかれば、今回はご縁がなかったということで、というようにお話されていたというエピソードが紹介されていました。確かにオンラインは場所・時間をきにせず視聴できるという面はあるものの、私などは申し込みしてはいいけど、いつでも視聴できると思ってしまって結果視聴期間を過ぎてしまたということもあり、時々いいんだか悪いんだかなあ~と思ってしまいます。

そんなお話から始まり、現代は1対1の直接目を見て、耳で聴くという経験が子どもたちに少ないのではというお話でした。

現在も保育園や幼稚園などで吉井さんは読み聞かせをされているということで、エピソードの1つとして、「三びきのやぎのがらがらどん」の絵本をあげていらっしゃいましたが、この絵本、子供からすると絵とお話がちょっぴり怖い。20年くらい前までは、この絵本を読むことがわかると、椅子の後ろに手をかけていつでも動ける態勢をとっていた子がちらほらいたとか。そのお話聞いて私もわかるわかると思った。ちなみに今回吉井さんは絵本を読んでくれたのですが、久しぶりにこの絵本を読んでもらって、実は私も子供の頃このシーン怖かったよなとか、結末だって知っているのに、大人なのにちょっぴりドキドキしちゃいました(笑)。もちろん吉井さんが読むのが上手だからということもあると思いますが。

でも今の子はこの感覚もいまいちわからないらしいです。

それはもったいないことだと思います。

絵本を読んでもらうときもいろいろ想像しなが聞いていたように思います。また絵本と同じ体験をしてみたいなあ~とか(ぐりとぐらのカステラが食べたいとか)思ったように思います。

そして、今度は自分で本が読めるようになった時、挿絵はなくてもいろんなことを想像しながら私など読みます。主人公はこんな姿形かなとか、クラスにいるあの子みたいな感じかなとか。

確かにそれが今の自分にどう影響しているのかはわからないけど、私の場合人と一緒にいるのが苦手なので、一人になりたいでも一人でいるとき何しようって時に、いつもそばに本があった。

そして、本の中の登場人物におもいを馳せることで楽しんでいた(いる、今もだけど)

そしてそういう時間もあってもいいのではと思った。

吉井さんがいわんとしたことと、ずれてしまっているかもしれないけど、私は本を読む大切や特に子どものころに絵本を読む楽しさは十分味わってほしいと思う。

そして、これは声を大にしていいたいけど、絵本は自分で一人で読むものではなく、誰かに読んでもらうのが一番最高だと思う。

「三びきのやぎのがらがらどん」買おうかな。誰かに読んでみたくなった。

ちなみにこれは北欧の神話だったんだね。だから「トロル」がでてくるのか。いまさら知る

三びきのやぎのがらがらどん絵本ナビ