こんにちは。
飛行機で旅をしたくなるブログです。
先日(2020年12月4日)、日本航空の飛行機が沖縄那覇空港から離陸し、直後左側のエンジンが破損、那覇空港に引き返したというニュースがありました。
飛行機はエンジンが壊れても飛べるのか?
疑問に思った方がいるかもしれません。
結論からいうと、
エンジンが1つ壊れてもすぐに墜落、なんてことはないのでご安心ください。
燃料がもつ限り1時間でも2時間でも飛び続けられます。
沖縄から羽田に向かう場合、通常の飛行時間は2時間ほど。
かなり少なく見積もって、それと同じ2時間は、エンジンが1つでも飛び続けられます。
なぜ飛行機は向かい風で離着陸するのか?
で説明したように、
飛行機が浮かぶために必要なのは空気の中を進む速度、Air Speedです。
2つあるうちのエンジンが1つ壊れようと、
浮かぶために必要なAir Speedは十分確保できます。
ただし、高い高度では空気が薄く、
エンジンのパワーが十分に出せないため、
1つのエンジンではAir Speedを十分に出せず、高度を保てません。
それでも、緊急降下などの必要は全くなく、
ゆーっくり降下していきます。普段のフライトと同じようにゆっくりです。
そしてエンジン1つでAir Speedを出せる高度になったところで水平飛行に移ります。
機種や重さ、その日の気温などにもよりますが、
ジェット機であればたいてい、富士山より十分高い高度までには水平飛行ができます。
きちんと整備をしていても、
数年に1度はエンジンが壊れることはあります。
ただしパイロットは、エンジン壊れる前提で常に訓練をしているので、
驚きはするでしょうがパニックになることはないと思います。
今回のJAL機のケースでも大きな問題なく那覇空港に着陸できたようです。
では普段、
パイロットがどのような訓練をしているのか?
についてはまた次回。