26歳の時に生理痛がひどくて受診した婦人科で、多嚢胞性卵巣と診断されました。
結婚どころか彼氏もいなかった私にとって初めて聞いた単語で、その単語のいかつさと、子どもができにくいかもしれない、という医師の言葉にただ衝撃を受けました。
当時の私は、
大人になったら結婚して子どもを産むもんだと漠然と思っていたけど、彼氏もしばらくいないし。あれ?結婚ってもしかしてできない可能性あるのでは…?
と思い始めていた頃でした。
子どもを産むのが難しいかもしれない人間が、これから彼氏をつくって結婚するなんて、それってどうやるんだろう?と、途方もなく感じたことを覚えています。
子どもはほしい。でも痛いのは苦手で、子宮がん検診でもしばらくぐったりして動けなくなるくらいエコーも苦手で、不妊治療なんて調べれば調べるほど怖くてとてもできる気がしない。もしかしたら諦めるかもしれない。子どもがいない人生を選択するかもしれない。
そう思った私は、友人の紹介に敗北し、婚活アプリに打ちのめされた末、元々知り合いだった12歳年上の男性と結婚しました。理由は2人で行ったラーメンと餃子の気楽さが、初対面イタリアンに疲れきっていた私の心に尋常じゃなく沁みたからと、相手が子どもはどちらでもいいというスタンスだったからです。
歳の差は将来や妊活を考える上でやや気になるところではありましたが、子どもをどうしたいのか、どこまで頑張れるのか分からなかった私にとっては、自分のタイミングで進退を決められることがありがたいと思い結婚しました。
(注:この選択が後に自分を苦しめます。)
このとき32歳でした。
子どもはほしい、けど不妊治療は怖い、けどタイムリミットがせまってる。子どもがいなくても良いかも?それでも楽しいかも?でも街で子どもや親子連れをみるとなんとも言えない気持ちになる。やっぱりできるだけ少しずつ頑張ってみようか。
そんな感じで歳の取り方に比べて非常にゆっくり進んでいるタイムラインぎりぎりのゆる妊活。どこまでいけるかわかりませんが、確実に来るタイムリミットを背中に感じながら迷いながらの日々です。
現状いわゆるちゃんとした不妊治療はできていません。妊活なめてると言われても何も言い返せない逃げの姿勢が満載ですので、不快な方はご遠慮ください。ゴリゴリ不妊治療中の皆様、本当に尊敬しています。
これまでのゆる妊活、2回の流産と、これからのこと。私の体験と100%個人の感想によるブログです。ゆるゆる更新します。
基本自己満足なのでご容赦くださいませ。