こんにちは。TABETECOです。

 

今日は、女性に多い『貧血』についてお話したいと思います。

貧血になると、めまい、息切れ、ふらつき、抜け毛、頭痛などが起きます。

 

貧血とは、WHO(世界保健機関)の定義では

血液中のヘモグロビン値が

男性で13.0g/dl以下、

女性で12.0g/dl以下のことをいいます。

 

さまざまな原因がありますが

今回は、病気の頻度としてもっとも多い

鉄欠乏性貧血についてお話します。

 

女性の方から、

「わたし貧血で、いつも健康診断でひっかかるんです」などと

相談されたことはありませんか?

 

私自身も、先日『貧血』と診断されました。

 

鉄の摂取基準(日本人の食事摂取基準2020版)は

男性:18歳~64歳まで 推奨量7.5mg

女性:18歳~64歳まで 推奨量6.0~6.5mg

女性は月経ありで 鉄をさらに 4~4.5mg多くとる必要があります。

 

平成28年国民健康・栄養調査の結果

日本人18歳以上の鉄摂取量(平均値±標準偏差)は

 男性8.1±2.9mg

 女性7.3±2.7mgです。

 

月経のある女性は、さらに4~4.5mg多くとる必要がある為、

食事をかなり工夫しないと推奨量を満たせません。

めっちゃ頑張らないと泣

 

さらに女性で過多月経の場合は、通常の食品からの摂取は難しく

鉄材などの補給が必要になります。

 

その場合は、病院を受診し、基礎疾患の有無を確認して

必要に応じた鉄補給を受けてください。

 

通常の食生活では鉄の過剰摂取につながることはありませんが

サプリメントや貧血治療の鉄剤の不適切な利用によって

過剰摂取が生じる可能性がありますので注意してください。

 

鉄を多く含む食品では

赤身の肉と魚、レバー、あさりなどの貝類、

小松菜、ほうれん草、ブロッコリーなどの緑の濃い野菜、

卵、大豆製品、ひじき、ごま、海藻類、ココアがあり

また、いろいろな食品に微量にふくまれています。

 

鉄分を多く含む食品を意識しつつ

いろいろな食品をバランスよく食べることで

鉄分が補給できます。

 

また、鉄はビタミンCを含む食品と一緒にとると

吸収が良くなるので

肉や大豆製品などの鉄を多く含む食品と

野菜などを組み合わせて食べるとよいでしょう。

また果物もビタミンCを多く含むのでおすすめです。

 

さらにお茶、紅茶、コーヒーに含まれる

タンニンが鉄の吸収を抑制するので

これらを食事中に飲んだり、

食後にコーヒーを多量に飲むことは

よくないと言われています。

 

食後は30分ぐらいは空けてから飲む方が

よさそうです。

私は食事中は珈琲をがぶ飲みしていたので

これを改めます。

 

貧血は、体質や月経の影響がかなりあります。

バランスの良い食事をとり、

改善しない場合は、病院へ相談してください。

 

明日の日曜日は、ブログお休みさせていただきます。

 

月曜日に更新いたします☆

 

それでは、10日月曜日のお昼にお目にかかりましょう~!

お読みいただき、ありがとうございました☆