
さやえんどうって、今では1年中、出回っているし、
付け合わせぐらいにしか使われないから、
あまり注目されることのない食材だけど、
5月の半ばぐらいになると、
この時期だけの貴重な「露地もの」が手に入る。
見て、この艶やかな緑!
しゃきしゃきとしていてみずみずしく、やっぱり旬の味覚は格別なのだ。
単なる飾り物としての脇役から、立派な主役になり得る。
私は子どもの頃から、家の裏の畑で穫れたさやえんどうの
卵とじや甘辛煮、しゃきしゃきサラダが大好きだった。
春らしい、青々とした味わいを子どもながらに感じていた気がする。
だから大人になった今も、
この時期になると思わずヘビーローテーションになる。
今日はきんぴらにしていただきます。
甘味のさやえんどうは醤油との相性がよく、
昔から砂糖と醤油でさっと煮たり焼いたりすることが
多いと思うけど、これもちゃんと意味がある。
甘味を取りすぎると腎臓に負担がかかるため、
腎臓を保護する働きのある醤油で補っているのです。
甘味の強いおしるこに、塩昆布が添えられるのも同じこと。
このブログで何度も言っていると思うけれど、
昔から受け継がれてきた和食のしきたりには、
私たちの体を守る深~い知恵が秘められているのだ!
しつこいようだけど、それが師匠である
食養研究家の武鈴子氏のメッセージでもあるので、
それを受け継ぐ一人として、
今後も和食のすばらしさを伝え続けていきます!
◉簡単レシピ/さやえんどうのきんぴら
さやえんどうをさっと塩茹でして水気を切る。フライパンでさやえんどうを炒め、砂糖、醤油、七味唐辛子で味付けする。最後に炒りゴマをふる。