糸魚川通信 14号 (すかポン) | たびーる王国(旅とビールの物語)

糸魚川通信 14号 (すかポン)

前回の投稿から暫く間があきました。
環境は変わりましたが、今まで以上に客観的な視点で、よりマイペースに、糸魚川のことを紹介していきたいと思います。

ネタは山ほどあるのですが、久しぶりなので何から紹介してよいものか。
去年の今頃は何をしていたのかと写真を見返していたところ、パンの写真が出てきました。

知人が差し入れにと持ってきてくれたものです。

たびーる王国(旅とビールの物語)

MY AMPAN and DAINTY CASTELLA BREAD

中身以前に、味のある包装が心を惹きつけるパンですね。

このパンを作っているのは「四ツ角ベーカリー」というパン屋さん。
趣ありまくる店舗には、グッとくるパンが色々と揃っています。

たびーる王国(旅とビールの物語)

午前中の焼きたての時間に行くといろんな種類がありますよ。

パンを食べ終わった後、デザートにと出てきたのがこのケーキ。
パンと一緒に並んでいて、懐かしさのあまりつい買ってしまったそうです。

たびーる王国(旅とビールの物語)

これを見るのは十数年ぶりかも。

たぬきケーキですか。確かに珍しい。
昔はあちこちのお菓子屋さんに置いてあったような気がしますが。

翌日、たぬきケーキを食べた話を職場でしたところ、「えっ!?どこで売ってるんですか?」「懐かしーい!」「また売っていたら教えてください」など、思っていたより大きな反響が得られました。

昔は糸魚川でもよく口にする機会があったようですが、今やほとんど目にすることがないとのこと。
給食に出たこともあったというほどなので、糸魚川の人々にも馴染みの深いケーキだったのでしょう。

そんな絶滅寸前のたぬきケーキについて、ちょっと調べてみました。

たびーる王国(旅とビールの物語)

タヌキの群れ。

スポンジとバタークリームの土台の上に目・鼻・耳が形作られ、チョコレートで覆われているのが特徴。
その全盛期は昭和40~50年代。
当時はまだ生クリームが高価だったこと、そして保存技術の問題からバタークリームが使われていたようですが、生クリームの価格が下がり、多種多様なケーキが出回るようになるにつれ生息数は減少。今や昔ながらの洋菓子店で、ごくたまに見かける程度にまで追い込まれているようです。

たぬきケーキの絶滅を危惧する方は少なくありません。

こちらのお菓子屋さんではタヌキ保護区を設けていたり、
こちらのサイトでは全国たぬきケーキ生息MAPまで設置されています。
「ちょっと見てきて」でも取り上げられていますね。

現在主流の手の込んだケーキとはかけ離れますが、バタークリームの懐かしい味わい、愛嬌のある風貌など、このケーキならではの持ち味も多いと思います。
勢力を拡大し、これからも皆に愛され続けてほしいものです。

たびーる王国(旅とビールの物語)

いつも売っているわけではないそうです。さすが絶滅危惧種、出会えたらラッキーですね。