厚労省の統計によると、心臓疾患による死亡数が最も多いのは1~3月。

先日、66歳の若さで急逝した俳優の大杉漣さんも急性心不全でした。

 

厳しい寒さもようやく一段落し、春も近づくこの季節。

 

暖かい日も増えてきたとはいえ、夜になると冷え込んだり、

急に寒さがぶり返す日もまだまだ多い「三寒四温」

 

恒温動物の人間は、生命を維持するために気温が高い時は放熱

低い時は加熱と保温を行って体温を一定に保っています。

暑くなると血管を広げて血流を増やして熱を逃がし、

寒くなると血管を収縮させて血流を減らして熱を逃がさないようにしています。

 

そのため、気温が高くなると血圧は下がり、低くなると血圧が上がり、

この血圧の上下動が急激に起こると、血管や心臓に大きな負担がかかってしまいます。

 

前日に比べて気温が5度以上も上下動する日は注意が必要です。

特に暖かい日が続いてから急に寒くなった時が危険。

欧州心臓病学会では、最低気温が10度低下すると心筋梗塞の発症が7%増加すると報告が。

 

3月から春にかけて、暖かい日が続いたとしても気を緩めないことが大切!

春は気候も気分も良くなり、つい薄着になりがちですが、

5月までは、秋と体感温度が同じなので、

体を冷やさないように気をつけてみてください。

 

冬物をしまい込んでずっと薄着で過ごしたり、

暖房を完全に切って室温を適度にコントロールすることをやめてしまうのは

注意です。

急に激しい運動やヒートショックを防ぐために入浴前に浴室や脱衣所を暖めたり、熱い湯船につかったときは、ゆっくり時間をかけて出るといった対策も、

冬同様続けて欲しいケアです。