AQBインプラントの違い | オサムのいきいき健康ブログ

AQBインプラントの違い

今回お話しを聞いたインプラント(山八歯材のミューワン、アストラテックのオスシード)はインプラント埋入するときに、歯槽骨にインプラント体をねじ込んでいきます。初期固定が確実にされないとならない様です。AQBインプラントはインプラント体の周囲には血液がないとダメとされています。血液があることによってインプラント体に骨が誘導され、歯槽骨とひっつきます。インプラントの最初の導入がAQBであったので、そのてんには驚きです。他のインプラント体を埋入する場合、特にミューワンを埋入する場合、AQBと同じハイドロキシアパタイトがあるから骨が誘導されるだろうと考え、歯槽骨とインプラント体に血液がまわるように、遊びを作ってはいけないようです。これを知っていないと、インプラント体を埋入しても、インテグレイションができずにインプラント体が脱落するでしょう。

 ミューワンもAQBもインプラント体の表面にはハイドロキシアパタイトがついています。このハイドロキシアパタイトが骨を誘導してくるのですが、ミューワンとAQBではハイドロキシアパタイトの厚みが違います。ミューワンは1μm、AQBは30μmです。厚みの違いがどう影響するのでしょう。ミューワンは早期にハイドロキシアパタイトが消失して、チタンの単体になり、骨とはいわゆるオステオインテグレーションをするとのことです。一方、AQBは一年に1μmハイドロキシアパタイトの層が血液に溶け出ると言われています。なので、30年はインプラント体は歯槽骨にひっついていると言うのがメーカーのうたい文句です。

 患者さんに取ってはインプラントを受けるための手術は回数が少ない方が良いでしょうし、治療期間は短い方がよりよいでしょう。ただ、インプラントは上部構造をつけて咬めるようになったからそれでおしまいという物ではありません。日々のケアーはもちろんですが、定期的なメンテナンスに通わなければインプラント周囲炎を起こす可能性はAQBにしても、ミューワンどちらも高くなります。