家族で上野に出かける。

ランチは珍しく長女がおすしをリクエストした。それでも姉妹で食べたいものが割れることが多いから、選択肢の多い「吉池食堂」に出かけることにした。

 

すっかり綺麗になった吉池のビル、ユニクロの脇を抜けて食堂街のある9階に直行するエレベーターに乗り込む。

9階と、そこまで高層階ではないけれど、線路脇のビルなので、景色がいい。遠くにスカイツリーも見えた。

 

 

名前を書いて待つ。

10分も待たずに案内されたと思う。

 

かみさんは皿うどんをエビ抜きで注文していた。

注文を終えた後、吉池であることを再認識したようで、魚を注文するべきとつぶやいていた。リマインドしようかと思ったけれど、好きなものを食べるのが一番でしょう。例によって、昔々の注文の失敗を引き合いに出す。言わなくてもいいんだけどね、ついつい言ってしまう。

 

熱々のアンがかかった皿うどん、海鮮も入っているし、肉も入っている。具沢山のアンは旨味があり、ボリュームも申し分ない。

 

 

結局のところ皿うどんが食べたかったかみさんは満足していた。食べたいと思ったものを食べるのがいいよね。

 

僕は食べたいと思ったものが無かったので、一番人気という時鮭を使った北海飯。自社工場で加工しているとか書いてあったような気がする。吉池といえば、建て替える前に出かけていて、鮭が数種類並んでいる棚を見て、その壮観な様子に驚いた。銀鮭、紅鮭の丸ごと一本も見事ながら、キングサーモンが圧巻だった記憶がある。鮭児もあったような記憶があるのだけど、キングサーモンには敵わないのだなと思った記憶がある。今から思えば目方の差なのかなとも考えられるけど、鮭は奥が深いね。

 

サラダ付きの北海飯、サラダ無しも選べる。その差額は80円だった。

味噌汁はしじみ汁、ゆかりのふりかけも付けられていた。

 

 

いくらたっぷり、ほぐした時鮭をごはんに混ぜ込み、いくらをトッピングしながら食べる。鮭の旨味、最近鮭も貴重になったなと思いつつ、大振りの身を大事に食べる。カニも小ぶりながら、味が引き締まり、目先が変わる。

いくらの大部分は子供達に分けてあげた。姉妹はいくらが大好物、こんな上等ないくらなら底知れずだと思う。

 

うどんとマグロが大好物の次女にぴったりのメニューがあった。

 

 

長女はおすしを食べたいと言っていたのに、鯖味噌を食べていた。

煮魚を見て、そちらを食べたいと思ったみたい。家では、あまり煮魚を作らないからな、食べに来た時は、好きなモノを食べればよいと思った。

 

お店:吉池食堂

住所:東京都台東区上野3丁目27−12

予算:1000円くらいからいろいろな価格帯のメニューが用意されている。2022年時点。