下記の文章は、
高木善之さんの「ありがとう」という本からの抜粋。
数年前、いろんな本が置いてあるカフェで、
何気なく手に取り、何気なく、
読んだときから、ずっと、気になっているというか、
気にいっている作文。
しかし、
「結果」が必要なビジネスの世界。
結果が無ければ、守りたいモノも守れない世界。
そして、結果はやっぱり欲しい。
たった一度の人生、
欲張って、「両立」目指します。
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僕は走っています(ある作文から)
きのうは運動会でマラソンに出ました。
僕は普段から練習していて自信があったので、
「10番以内に入ったら、ごほうびにどこか連れて行って」
とお父さんに頼んでいました。
思い切り走りました。
途中まで3番でした。
10番以内は確実だと思いました。
途中の細い道のところに大きな石が転がっていました。
僕はいったん通り過ぎてから
「危ないな、だれか転ぶな」と思いました。
それで止まって引き返して、その石をどかしました。
その間にだいぶん追い抜かされて、11位になりました。
10番以内になれなかったけど、僕はすごくいい気持ちがしました。
僕は今も走っています。
「ありがとう」高木善之
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