一人ぼっちの帰り道、突然泣き出したくなった。きっとお腹がすいてたんだ。落ちそうな涙こらえて、ひたすら走った。疲れ切ったぼくは、立ち止まり、後を振り返ったら、タバスコをこぼしたような真っ赤な空が一面広がっていた。
2007