平成元年に結婚し
平成に2人の息子を授かり
無我夢中で子育てをしながら仕事もさせてもらっていました
でも、大好きな舞台の仕事だけは自分の中で封印していました
それは
夫も東京進出したばかり、
子供も産まれ、
そこで舞台のお仕事をしていたら、
妻としても母としても家庭を守れないと思ったからです。
舞台はお稽古を含め、本番、地方公演など家を空けることがわかっていたからです。
役者として、タレントとしてバラエティやドラマなどには出来る範囲でやらしてもらっていましたが、舞台だけは封印しました。
舞台を観る事さえ辞めたんです、
何故なら、舞台を観てしまうとやりたくなるのがわかっていたから
そして、6年前に当時帯ドラマでご一緒させて頂いていた渡辺いっけいさんに、
「菜摘ちゃんは舞台はやらないの?」と聞かれ、
「来年50歳の役者10人で、劇団500歳の会を結成して本多劇場、地方での芝居をやるんだけど、出てみない?」とお声をかけてもらったのがきっかけで、26年振りに復帰したのです
もちろん、家族にも相談しました、
夫も、「もう子供らも大きくなったし、やってみれば!」と背中を押してくれたのもありました
そこから6年、現在沢山の舞台に立たせて頂いてます
私の平成でのターニングポイントは、50歳で復帰した舞台です
これが復帰作 「いつか見た男達」
演劇界の怪物!と名高い皆さんと共演させて頂いた、私にとって生涯忘れられない作品です。
この作品を皮切りに、
沢山の役を頂き、今も舞台に立たせて頂いてます
下北沢ザ・スズナリ
「URASUJI〜綱渡り」
明治座
「滝口炎上」
神保町花月
「ねじこみ」
駒場アゴラ劇場
劇団猫のホテル
「高学歴娼婦と一行のボードレール」
天王洲銀河劇場
「私のホストちゃん〜名古屋激突編」
下北沢・ザ・スズナリ
劇団空晴
「おしまいのしるし」
新橋演舞場
「寝盗られ宗介」
続く