3日後にガンセンターへ再度検査に行った。
息子が会社を休み立ち会ってくれた。
医者は「ステージ5です。浸潤性の癌です。」
と告げてくれました。
ようするに、根元に沿ってがん細胞が広がって
いく性質のものだと説明してくれた。
病院にくるまでに、いろいろな乳がんの関係の
本を読み、ある程度の知識は頭にいれて
いた。 「乳房は残して下さい。温存でお願い
します。」と言うとやおら定規を取り出し、測り
「ご希望に沿うようにしたい」と行ってくれました。
今では温存は当たり前のように行われているが、
当時はまだ乳房を切り取ってしまう、手術がほとんど
でした。もしこのセンターで温存をしてくれなかったら
東京の病院へと考えていたのでほっとしました。
聞いたところによるとその年に東京のがん研究所
から名古屋に招かれた先生が担当してくれたのが
ツイていたのでしょう。
1週間後に入院しました。
入院した夜はおかゆだったのでとても
不思議でした。
どこも痛くないし、食欲はあるし、普通に歩ける
状態だったからです。
個室を考えていたのですが、賑やかで淋しくないので
大部屋の方がいいですよ。と看護師さんが言ってくれた。
あとあとこの助言の意味がわかりました。
今朝名優の中村勘三郎さんが亡くなられ
ました。57歳という若さでした。 いろいろな
想いはありますが、御冥福をお祈りいたします。
