「床に横になり、リラックスする。
胸の上で両手を組み、死んだ時の姿勢になる。

自分が葬られる様子を、あたかも昨日それが行われたかのように、すべてを詳細に想像する。
ただし、あなたは生きたまま葬られるというところだけ違っている。…

脱出しようという絶望的な試みを行うが、あなたは脱出できない。
もうがまんできなくなるまで、脱出しようと試み続ける。

そして、体全体を動かして、お棺のふたを放り投げ、深い呼吸をし、自由になった自分を発見する。
同時に、悲鳴をあげるともっと大きな効果が…。
この悲鳴は、あなたの体の奥底から発せられるものであること。」

『星の巡礼』
パウロ・コエーリョ(Paulo Coelho)著
山川紘矢+山川亜希子=訳
より

パウロ・コエーリョ, 山川 紘矢, 山川 亜希子
星の巡礼

・・・・・・

「もう、揉めるのはいやなんだ。」

あなたがそう言うのなら、生きたまま埋めることにしよう、私を。

あの日、私はあなたに顔を打たれただけであり、きちんと脈も呼吸もあるのだけれど。
あなたの中では、傷つけあわないようにと、葬ってしまったみたいで。
私がここに生きているという現実は、見てもらえないみたいだから。

…生きたまま葬られて、何事もなかったかのように笑顔でいるよ。
あなたの望む通りでいたいから。
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君が遠くにみえる。
見ていることを悟られるのが恥ずかしくて、まともに顔を向けられない。
それでもあまりに姿がみたくて、視線はちらっと君へと向いてしまう。

やっぱりかっこいい。それだけじゃない、それ以上にもっと、雰囲気が、とにかく優しい。
不思議と救われてしまう私がいる。

君は本当に不思議。
そのシルエットが大好き。
透き通るような肌の白さや、動作のしなやかさ、軽やかさが好き。

やわらかな表情が好き。
静かで優しげな微笑みが大好き。

イノセントな高い声が好き。優しく響くんだ。
話すテンポも、端々に表れる気遣いも大好き。
話の飛躍も大好き。

もっと知りたい、もっといろんなこと、どんなささいなことも、全て、全て…

(2006.12.21)

・・・・・・・・・・・・・・


皆さんの周りにも、ものすごく「真山巧度」の高い男の人、いませんか?


「人間よ


汝が胸のうちには


ふたつの心住む


ひとつを選ぶことなかれ


ふたつともども保つべきなれば


つねに汝自身と争いつつ生きよ


つねに分裂せしひとつのものとしてあれ!


高きを保ち 低きも保ち


残酷さと誠実さとを


ふたつながらに保つべし!」

 

『屠場の聖ヨハンナ』
ベルトルト・ブレヒト(Bertolt Brecht)著
岩淵達治訳
より

ベルトルト ブレヒト, Bertolt Brecht, 岩淵 達治
ブレヒトの写針詩

・・・・・・・

(憧れの君と、言葉を交わし、笑顔を交わした。

 

実に、三ヶ月振りのことだった。

 

そして、会話の一部には、夢の中での既視感まで付いていた。
 

まるでおまけのように、付いてきちゃった。
 

やっぱりすごいよ、憧れの君。)