今日は、交通違反で取り上げられた免許証を取り返しに、初めてパサイ市の指定場所に行きました。
フィリピンでは、交通違反すると、その場で免許証を取り上げられて、その後5日以内に出頭する決まりになっています。

大変に面倒で変なシステムです。
大半の方は、その場で謝罪したり、うまく話したり、最後は袖の下を渡して、免許証を取り上げさせないようにしてその場を乗り切るそうですが、私はアホですのでそれがうまくできません。

まず、警官に対して悪態をついてしまいます。
そして違反を全く認めません。

それには理由があり、運転中にわざと違反行為をして止められたことが無いからです。
何も悪いことをしてないと思ってるので、停められたときには、何のことかわからず、おとなしく停車します。

車になんかあったのかな?  パンクしたまま走ってるのかな?

そんなことを考え、にこやかに停車します。

すると、私が違反をしたと急に告げられます。
何のことかさっぱり理解できなくて、聞くと、私は3車線の真ん中を走っていて、交差点に差し掛かり、直進するしかないところを強引に右折した

ということでした。
私は驚き、私の前にいた車の列の後をそのままついていったので、バスや、タクシー、その他のたくさんのプロの車がやってる後ろを安全についていただけでした。

警官とやり取りをしている最中も一番左車線から、強引に右折する車が目の前を通り過ぎ、それを見てるとだんだん腹が立ち、「あんなにひどい運転を取り締まらないで何で私なんだ」と日本語で言うと、警官は妻に「旦那は怒ってるのか?」と当たり前の質問をしています。

半ばあきらめて、免許証も出しましたが、署名しろと言われた時の顔がとても気持ち悪くて、拒否したら、サインなしで紙キレを渡されました。

免許証返せ、というと、「No」と言って立ち去るので、私も、紙きれをくしゃくしゃに丸めて、そいつに向けて投げようとしたら、さっきまでおとなしかった妻が大魔神に変身して、ものすごく怒られてしまいました。

フィリピンにいる方はとっくにご存知でしょうが、この国の運転マナーは虫以下です。
やさしさのかけらもなく、赤信号で止まっていても、後ろからクラクション鳴らされたり珍しくもありません。

バスが信号無視の逆行して走ってたりします。
歩行者がいるので徐行したら、後ろの車が、チャンスとばかりスピード上げて追い越しされます。
タクシーに「安全運転して」と言ったら。「無理なこと言うなよ」と言われたこともあります。

愚痴はこれくらいにします。
「自分が悪いのに勘違いしてる」って言う人もいますから。

日本ならそうですが、ここフィリピンでは違います。
悪いドライバーを捕まえてるわけでも、交通事故を無くすために張ってるわけでもありません。

正義なんてどこにも見えません。
ポケットに金を入れて見逃してやるなんてことがまかり通る国です。
警官は正しい。 政治家は正しい。 そんな国じゃないんです。

ああ、愚痴が止まってなかったです。(笑)

今日は、そんなアホな私の免許証を取り戻しに行ったときの光景を紹介します。

場所はロハス大通り、アストロドームを入っていったところ。
ハリソン通りに出たところにありました
古く汚い場所で、ここが出頭場所だとは思えません。
スクウオッターみたいな場所です。
細い薄暗い通路を入ると、ありました。

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ここはTPMOという交通取り締まりポリスのアジトで、交通取り締まりというおいしい仕事にはいろんな組織があり、ややこしいです。
日本のように、○○県警とか、警視庁とかだけにしないで、フィリピンにはいろんな名称の警察組織があります。

NBI、PNP,MMDA、TPMO、みんなそういう関係で、それ以外にも各町にバランガイポリスなどもあり、もうなんだかよくわかりません。
そこらじゅうにガードマンはいるし、
悪い奴がいっぱいいるのだけはみんな知ってます。

このTPMOは一番貧乏な組織に見えます。
ホントに、屋根しかない野外で手続きしていますから。
雨の時など大変です。

罰金についての説明が貼ってありました。
違反の種類と金額が書いてあります
参考に撮りました

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この手の掲示が4枚あり、すごく違反の種類が多いと思いました。
覚えられません。

葬式の行列を追い越したら罰金とか、偽造免許証を持ってたら罰金とか、日本には無いものもいろいろありました。

スピード違反は一律罰金1000ペソです。
これは安いような気もします
飲酒運転など測定器も見たことないから、取り締まりなんかできるのでしょうか?

ところで、ここで働く人は警察関係だから真面目かなと思うと、まるで違います。
変な奴多すぎです。
2度と来たくありません

思いっきり突っ込みたくなることがありました。
受け付けはこれです。

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くわえたばこです。
偉そうな顔で受付しています。
隣りにいる女もくわえたばこでした。
ありえないです。



驚くことに、彼らの座ってるすぐ横の、受付の柱にはこういう張り紙がしてあります。
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あきれるでしょ。
多分、「俺たちはいいけど、君たちはダメだ、吸ったら罰金だぞ」でしょうか?
誰一人としてそんなことを気に掛ける人はいないのでしょうか?

500ペソ払って、すぐ帰りました。
安全運転で、2度と行かないようにしたいと思います。

今日の記事は愚痴ばかりで、このまま終わっては面白くありませんね。

では、とっておきの料理を紹介します。

これは、一流の料理人でも作るのは難しいでしょう。
私はまだ作ったことも、ありません。

巨大チーズバーガーです。

作り方ですが、なんというか、うまく説明できません。
普通のチーズバーガーではないんです。
究極のチーズバーガーです。

作った方がいたらぜひ写真を送ってください。
私も、初めて見たときは驚きました。

こんなチーズバーガーがあるのか・・・・
チーズバーガーと呼べるのかすらわかりません。

バンズはパンでは無いようです。
わかりやすく言えば、肉で肉を挟んでいます。

はい、では紹介します。

どこに行けば食べられるのかすら、想像もできないチーズバーガーです。
値段もつけられません

子供は食べてはいけません。





はい、どうぞ







これです。






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