おとなしくしているせいか、ようやく薬が効いてきた感じで、咳の発作がほぼ無くなりました。
慢性化しないように気を付けて過ごしたいと思います。
ダイエットも三日坊主は過ぎましたし、いろいろ考えてみると、身体に悪そうなものを必死で食べていたこともわかってきましたので、(スナック菓子、炭酸飲料、ローカル食堂の変な油使った料理などなど)、今では怖くて食べたくないと思えるので、今後も節制は可能かと思っています。
ただ、問題は自宅で自分で食事を作るので、味付けは自分好みになり、結構おいしかったりして、食べ過ぎる危険はあります。
まあ、あせらず、ぼちぼちですね。
ラーメン店のほうも契約したから、場所は確定ですが、まだ工事も始まらず(たぶん、まだ数か月先まで内装工事は無理です)、フィリピンでの開業の難しさをひしひしと感じて毎日暮らしております。
こちらも、まあ、なんというか、あせらず、ぼちぼちしかありませんね。
今日は日本とフィリピンでのラーメン店の経営について違いを具体的に上げてみようと思います。
日本でラーメン屋をやりたいなら、いつでも相談に乗ってくれる会社や、個人の方などありがたい方がいますので、私に資金が無くても、いろんな手を使って開業して、私が店長さんをやることは難しくないかもしれません。
雇われではなく、借入して経営者になることもできるでしょう。
借金返すのは大変だし、日本のらーめんは本当に今は厳しくて、その気は今は全然無いですが・・・
飲食業限定で言うと、日本の都会と比べるとフィリピンでは夢のような利益率で商売ができる可能性があります。
日本で飲食業を経営された経験があれば、誰でもわかりますが、人件費はさすがに不景気でもデフレと言うわけにはいきません。
時給1000円前後払うのは夜の飲食業なら当たり前のことです。
長時間バイトで、12時間店に入って、1日に12000円稼ぐバイトなど、珍しくもありません。
私は新宿のラーメン店でアルバイトを探していた時(2006年)は、時給1100円でも応募が来なかったです。
1200円でやっと来たのは、日本語ができない、台湾人のおばさんでした。
面接して、彼女は役に立つまでは相当時間がかかる、とわかっていましたが、ほかに応募が無いから、仕方なく、彼女を採用しました。
ラーメンは650円で、20席ほどの客席でも、家賃は50万円です。光熱費は高く、ガス8万、電気7万、水道3万、ごみ処理2万で、20万円です。
1日に200名の来客で、10回転させても、たいして儲かりませんでした。
昼飯時は店の外までお客さんが並びます。
それでも儲からないんです。
例えば、
売上が1か月400万円 (これは忙しい店です。)
人件費は売り上げの30%を占めていました。 120万円(スタッフは6名ほど)
家賃、光熱費で、70万円
仕入 35% 140万円
これだと、残るのは、70万円です。
ここから、税金や、借入金の返済や、その他の雑費などを払うと、たいした儲けになりません。
当時の私の経営が下手なせいもあるでしょう。
いい車に乗って、いい家に住んで、飲みに行ってたら、全然残りませんでした(笑)
フィリピンでの、言葉の壁や、外国人が経営できない小売業の壁、その他、何もかも予定通りに行かない、いろんな障壁を乗り越えれば、飲食業は開業できるでしょう。
日本にはない、開業前の苦労は並ではないと思います。
内装工事も簡単に始められません。
開業資金ギリギリ持ってる程度じゃ、一等地は貸してくれません。
でも、あきらめずに挑んで、少しずつ今は前進してると思います。
ものすごく矛盾でもあるんですけど、フィリピンの貧困や、不正に文句をいう自分と、人件費の安さに目をつけて皮算用している自分がいます。
日本では時給1000円必要ですが、フィリピンでは日給1000円は高給です。
今、私のパートナー会社の皆さんが考えてるのは、社員でも月給2万円くらいでしょうか。
時給にすると、100円くらいか、もっと安いでしょう。
ラーメンの販売価格は、たぶんフィリピンの都心の価格帯と近い感じでしょう。
日本円で、600円前後ではないでしょうか?
日本でお店を経営されてる方は、時給100円で人を雇用できるなら、どうですか?
その給料で働くスタッフは生活できませんが、オーナーは皆、大儲けです。
人件費以外に、他にいろいろとお金がかかる。
という方もいます。
でも日本でも当然、人件費以外にたくさんの支出があります。
私は日本でのラーメンの原価は、35%~40%かかっていました。
高いです。
もっと安くする方法もありますが、ちょっとこだわりたかったので、これくらいになりました。
また、フィリピンでは、外に並んでまでラーメンを食べてくれるかどうかは、わかりません。
日本ほどではないと言うのはわかります。
1日に10回転など絶対にしないでしょう。
日本のように、お客さんが食べたらすぐ帰らせるなんて無理ですし、食べるのも早くありません。
忙しいお店でも夜だけで2回転する店はあまりないと思います。
1日10回転は無理です。
それでも、食材も原価は、豚の価格は日本よりもはるかに安く半額以下、(ラーメンの場合)
人件費は10分の1程度なら、そりゃもうかるでしょ。
私はオーナーではないですが、絶対にオーナーに儲けてもらいたいと思います
今の構想では、今度やる店は客席数は70席程度。
深夜も開ける予定です。
昼飯時に満席になり、夜にも一度満席くらいになり、その他の時間は、ぽつぽつと・・
日本のシュミレーションと同じ1日に200名が来てくれたらと試算すれば
あくまで仮定ですが・・
定休日なしの、30日営業可能で、日本よりも売り上げは高くなると思います。
人件費は売り上げの10%未満(従業員の数は日本の倍でもこの程度で収まるでしょう)
原材料費は、売り上げの20%~25%
家賃・光熱費で売り上げの20%
残るのは45%(日本では20%以下しか残らない)
夢の数字ですが、もちろんそんなに甘いものではないと思っています。
そんな簡単なら、すでにそこらじゅうにそういう店があるでしょう。
そこに行くために日々考えたり、試作を繰り返しています。
簡単に真似されないように、オール手作りで臨むのもそうだし、ノウハウは独自の物をしっかりと作っています。
海外出店には慣れている、らーめん山頭火でさえ、出店計画通りに行かないで、数か月以上の延期を余儀なくされるような国ですから、本当に私も簡単には考えておりません。
だから、何のコネもなくここに来て、儲けてやろうと思ってもまず無理でしょうね。
みんな失敗しています。
構想6年目にして、何とかようやく、動き出している私のらーめんワールドです。
油断するどころか、慎重に慎重を期して、失敗しないように、ボチボチとやるんだと決めています。
大きな失敗すると取り返しが大変だし、若くないので、もう失敗したくありませんよ。
だから、勉強や研究を積むんです。
日本での経験は財産ですが、それ以外のことも必要なんだと言いたいですね。
進出を考えてる方はぜひ慎重に考えてください。
いろんな可能性がありますし、これからフィリピンにはまだまだ、遅れてる分、伸びしろもいっぱいあると思います。
何とかしがみついて、チャンスをつかみたいと思いますので、体調に気を付けてがんばります。
慢性化しないように気を付けて過ごしたいと思います。
ダイエットも三日坊主は過ぎましたし、いろいろ考えてみると、身体に悪そうなものを必死で食べていたこともわかってきましたので、(スナック菓子、炭酸飲料、ローカル食堂の変な油使った料理などなど)、今では怖くて食べたくないと思えるので、今後も節制は可能かと思っています。
ただ、問題は自宅で自分で食事を作るので、味付けは自分好みになり、結構おいしかったりして、食べ過ぎる危険はあります。
まあ、あせらず、ぼちぼちですね。
ラーメン店のほうも契約したから、場所は確定ですが、まだ工事も始まらず(たぶん、まだ数か月先まで内装工事は無理です)、フィリピンでの開業の難しさをひしひしと感じて毎日暮らしております。
こちらも、まあ、なんというか、あせらず、ぼちぼちしかありませんね。
今日は日本とフィリピンでのラーメン店の経営について違いを具体的に上げてみようと思います。
日本でラーメン屋をやりたいなら、いつでも相談に乗ってくれる会社や、個人の方などありがたい方がいますので、私に資金が無くても、いろんな手を使って開業して、私が店長さんをやることは難しくないかもしれません。
雇われではなく、借入して経営者になることもできるでしょう。
借金返すのは大変だし、日本のらーめんは本当に今は厳しくて、その気は今は全然無いですが・・・
飲食業限定で言うと、日本の都会と比べるとフィリピンでは夢のような利益率で商売ができる可能性があります。
日本で飲食業を経営された経験があれば、誰でもわかりますが、人件費はさすがに不景気でもデフレと言うわけにはいきません。
時給1000円前後払うのは夜の飲食業なら当たり前のことです。
長時間バイトで、12時間店に入って、1日に12000円稼ぐバイトなど、珍しくもありません。
私は新宿のラーメン店でアルバイトを探していた時(2006年)は、時給1100円でも応募が来なかったです。
1200円でやっと来たのは、日本語ができない、台湾人のおばさんでした。
面接して、彼女は役に立つまでは相当時間がかかる、とわかっていましたが、ほかに応募が無いから、仕方なく、彼女を採用しました。
ラーメンは650円で、20席ほどの客席でも、家賃は50万円です。光熱費は高く、ガス8万、電気7万、水道3万、ごみ処理2万で、20万円です。
1日に200名の来客で、10回転させても、たいして儲かりませんでした。
昼飯時は店の外までお客さんが並びます。
それでも儲からないんです。
例えば、
売上が1か月400万円 (これは忙しい店です。)
人件費は売り上げの30%を占めていました。 120万円(スタッフは6名ほど)
家賃、光熱費で、70万円
仕入 35% 140万円
これだと、残るのは、70万円です。
ここから、税金や、借入金の返済や、その他の雑費などを払うと、たいした儲けになりません。
当時の私の経営が下手なせいもあるでしょう。
いい車に乗って、いい家に住んで、飲みに行ってたら、全然残りませんでした(笑)
フィリピンでの、言葉の壁や、外国人が経営できない小売業の壁、その他、何もかも予定通りに行かない、いろんな障壁を乗り越えれば、飲食業は開業できるでしょう。
日本にはない、開業前の苦労は並ではないと思います。
内装工事も簡単に始められません。
開業資金ギリギリ持ってる程度じゃ、一等地は貸してくれません。
でも、あきらめずに挑んで、少しずつ今は前進してると思います。
ものすごく矛盾でもあるんですけど、フィリピンの貧困や、不正に文句をいう自分と、人件費の安さに目をつけて皮算用している自分がいます。
日本では時給1000円必要ですが、フィリピンでは日給1000円は高給です。
今、私のパートナー会社の皆さんが考えてるのは、社員でも月給2万円くらいでしょうか。
時給にすると、100円くらいか、もっと安いでしょう。
ラーメンの販売価格は、たぶんフィリピンの都心の価格帯と近い感じでしょう。
日本円で、600円前後ではないでしょうか?
日本でお店を経営されてる方は、時給100円で人を雇用できるなら、どうですか?
その給料で働くスタッフは生活できませんが、オーナーは皆、大儲けです。
人件費以外に、他にいろいろとお金がかかる。
という方もいます。
でも日本でも当然、人件費以外にたくさんの支出があります。
私は日本でのラーメンの原価は、35%~40%かかっていました。
高いです。
もっと安くする方法もありますが、ちょっとこだわりたかったので、これくらいになりました。
また、フィリピンでは、外に並んでまでラーメンを食べてくれるかどうかは、わかりません。
日本ほどではないと言うのはわかります。
1日に10回転など絶対にしないでしょう。
日本のように、お客さんが食べたらすぐ帰らせるなんて無理ですし、食べるのも早くありません。
忙しいお店でも夜だけで2回転する店はあまりないと思います。
1日10回転は無理です。
それでも、食材も原価は、豚の価格は日本よりもはるかに安く半額以下、(ラーメンの場合)
人件費は10分の1程度なら、そりゃもうかるでしょ。
私はオーナーではないですが、絶対にオーナーに儲けてもらいたいと思います
今の構想では、今度やる店は客席数は70席程度。
深夜も開ける予定です。
昼飯時に満席になり、夜にも一度満席くらいになり、その他の時間は、ぽつぽつと・・
日本のシュミレーションと同じ1日に200名が来てくれたらと試算すれば
あくまで仮定ですが・・
定休日なしの、30日営業可能で、日本よりも売り上げは高くなると思います。
人件費は売り上げの10%未満(従業員の数は日本の倍でもこの程度で収まるでしょう)
原材料費は、売り上げの20%~25%
家賃・光熱費で売り上げの20%
残るのは45%(日本では20%以下しか残らない)
夢の数字ですが、もちろんそんなに甘いものではないと思っています。
そんな簡単なら、すでにそこらじゅうにそういう店があるでしょう。
そこに行くために日々考えたり、試作を繰り返しています。
簡単に真似されないように、オール手作りで臨むのもそうだし、ノウハウは独自の物をしっかりと作っています。
海外出店には慣れている、らーめん山頭火でさえ、出店計画通りに行かないで、数か月以上の延期を余儀なくされるような国ですから、本当に私も簡単には考えておりません。
だから、何のコネもなくここに来て、儲けてやろうと思ってもまず無理でしょうね。
みんな失敗しています。
構想6年目にして、何とかようやく、動き出している私のらーめんワールドです。
油断するどころか、慎重に慎重を期して、失敗しないように、ボチボチとやるんだと決めています。
大きな失敗すると取り返しが大変だし、若くないので、もう失敗したくありませんよ。
だから、勉強や研究を積むんです。
日本での経験は財産ですが、それ以外のことも必要なんだと言いたいですね。
進出を考えてる方はぜひ慎重に考えてください。
いろんな可能性がありますし、これからフィリピンにはまだまだ、遅れてる分、伸びしろもいっぱいあると思います。
何とかしがみついて、チャンスをつかみたいと思いますので、体調に気を付けてがんばります。