今日は甥っ子の卒業式でブラカン州メイカワヤン市まで妻と行きました。
自宅から高速道路を使えば1時間ほどで到着、距離にして30Kmほどです。

妻の実家があり、過去に大通り沿いに店を借りてネットカフェを経営して、1年ちょっと暮らしていたので、大変よく知っている場所ですが、渋滞が多かったり、所得が低いのが原因なのか、安い店は多いけど、おいしいレストランがほとんど見当たらないなど、最近は行くのが正直苦痛になっていました。

今日は2つの出来事について書いてみます。
嬉しかったことと、残念なことです。


フィリピンの卒業式にはもう何度か来ていますが、勘弁して欲しいのは、時間が長いです。
もう、帰らせてもらうわ。
って何度も1人で突っ込んでも、終わりません。

朝9時過ぎから、午後2時半くらいまで5~6時間、体育館でやりました
私は11時半から参加しました

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長い話に退屈して、小さい姪っ子と遊んでいましたが、静かにしなさいと、妻が怒るのでやることもなく、暑い館内で過ごしました

すぐ近くにいる義父はジェントルマンでピクリともせず、じっと孫の晴れ姿を見ています。
非常にダンディーで、今日もよく手入れした皮ブーツを履き、きれいな横分けヘアーを脂で固めています。

この方は若いころ、酒飲んで、博打で給料全部使ってしまうような、男の中の男でしたが、最近はロトくじだけを趣味にしておとなしくまじめに生きています。

整理整頓や掃除がうまく、私が大変尊敬している方なんですが、ひとつだけ言いたいことがあります。
たいしたことではありません。

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画像が悪くて、見にくいですが、あごの左下にホクロがあり、そこから3本の長いヒゲが伸びています。
もう相当長いんですけど、頼むから切ってくれないだろうか?
義母はなぜ寝てるときに切らないのでしょうか?
すごくイライラします(笑)

なぜか、フィリピンではこのホクロ毛を大切にしてる方を何度も見かけました
ゲンかつぎでしょうか?

伸ばしてる人、みんなお金無い人ばかりだから、たぶん、伸ばしてもいいこと無いです。
切ってください。義父さん。

卒業式だから先生もおしゃれしていました。
先生がこんなイイ感じのヒール履いてます。

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どうでもいいことばかりしてるうちに無事卒業式が終わりました。

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みんなで食事に行くことになり、近所の新しい店に向かいました。
スーパーマーケットの2階にあるそうです。

そこには、安い飲食店がいくつか1階に入っていて、2度と行きたくないと思っていましたが、わがままも言わずに、向かいました

2階に上がるエレベーターは、いつものパターンで電源が入ってないので動かず、一番奥にある階段を上りました。
驚いたことに二階はテナントがほとんど入っていません
がらがらです。

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一番奥まで歩くと、そのレストランがありました。
誰もなかなか見つけられない場所です。
この店のシェフが義弟の同級生だということで来たそうです。

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卒業式の祝いということで予約してあったので出る料理は決まってるから注文は無しでした。
店内はまだ新しいし、清潔でテーブル上のフォーク、スプーンもいい物を使っていました。

何が出てくるのか、まったく期待せずにいましたが、最初の大きな一皿を見て、これはうまそうだと思いました

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よく煮込んだ、骨付き肉です。

そして次々出てきました

骨無し鶏肉のグリルにホワイトソースがかかっています。

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トマトスパゲティ

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食べて驚きました。
すごくおいしいんです。

うれしくなって、もう止まりません。
マニラのあちこち食べ歩きましたが、私が食べた中では一番おいしいかもしれません。

シェフと話がしたいといって呼んだら、すぐ来てくれて、話すと、日本語が少しできるんです。
日本でイタリアンを学んだそうです。

だから日本のおいしいイタリアンに負けない味ができたんです。
驚いたのは、その低価格です
メニューを見ると
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私が特においしかった、鶏肉のホワイトソースはライス付きで CHICKEN FILLET P95です。 ご飯付きで、200円もしません ご飯もおいしいです。

パスタもメニューがいろいろあって、日本でおなじみの カルボナーラ、ペパロンチーノ、ポモドーロ、アラビアータ、ペスカトーレにスカンピまであります。
全部格安です。

こんな店がこんな場所にあるなんてすごく驚きました。
この周囲でスパゲッティといえば、甘いミートソースを冷えたやわらかいパスタにかけるのが普通です。
全然違う料理です。

フィリピンで一番おしゃれで高級な通り、ボニファシオ・ハイストリートにあっても大繁盛すると思いました。

現地に詳しい方で無いと、いけないと思いますけど、そのうち、有名になってマニラに出てきたら、ぜひ食べに行って欲しいと思います。

マカティあたりからだと、平日だと片道1時間30分以上かかっても、おいしいものを食べたい方はぜひ行ってみてください。

ただし、おいしくなかってもノークレームでお願いします(笑)
私が空腹すぎて、贔屓目になってる可能性もありますので、後日もう一回行くつもりです。

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店名は、OUR KITCHEN です。
場所は、メイカワヤン中心部、SUPER8というスーパーマーケットの2階にあります
マカトゥ ハイワェイ(日本語読み マッカーサー ハイウェイ)沿いにあります。
まだ食べていないメニューがたくさんありますので、しばらくは月2回くらいは行く予定です。

気分良く、実家に両親を送り届けたところ、娘から相談がありました。
実は、彼氏と2人で安い食堂(カンティーン)をやりたいんです。

妻の実家に空いている土地があって、家賃はタダだし、簡易店舗で資金もかけないでやるというので妻が非常に喜んで応援しています。

数日前にその設計図のことで私は妻と大喧嘩したんです。
怒りが収まったころだと思って、また相談を受けたんです。
怒ったのは理由があります。

20㎡くらいの小さな土地なんです。
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私は、少し前にその話を聞いたときに、「何やるのか良く考えて、どんな店にするのか図面やイメージなど作って、予算も考えて、うまくやるんだよ。」

と、少しえらそうにいいました。
彼らには計画性などまったく今まで無いからです。

私はパソコンに保存してある建築パースなど、妻に見せて、「ここまではできなくても、手書きでいいからちゃんとイメージ作らせて。」
といいました

そのときに見せたのはこんなものでした。

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私が作ったのではありません。
参考資料です。

妻は「彼氏が知り合いのデザインができる大工さんに頼みたいと言ってるけど、どうする?」
と相談してきました。

とりあえず、現地を見てコンパスと定規を使って図面を書いてくれると言うことなので、「まあ娘たち素人だけでは無理だから、プロに頼むのがいいかな。」
と思って図面を待っていました。

数日後、妻は娘たちと実家で会ったのに、その話を切り出さないので、変だなと思い、
「図面ってまだできないの? そんなに詳しい図面じゃなくていいんだよ。」
と私が言ったところ、妻がモジモジしだして

「えっと、なんかね。 書いたのもらったんだけど、まだ、ちゃんと書いてないから、見せたら怒るでしょ、あなた」

私「そんなの気にしないでいいよ、彼氏が書いたんじゃないんでしょ、デザイナーなら手書きで十分、その人のレベルがわかるから。」
妻「デザイナーかな、その人? 私もよく、わかんないよ」
私「いいから、早く見せてよ。」
妻「あんまり、うまくないけど、怒らないでね  ハイ コレ」


「え・・・  こ・・  これ・・??」




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私「あの、これって、デザインができる人が書いたのかな? なんか間違えてもらってない?  コレじゃ、わかんないよ。 オレのほうがうまいよ、これなら」

妻「だから見せたくなかったのよ。厳しいこというから!」
私「デザインできるなんて、嘘じゃないか?」

と言うことで妻は批判する私の意見を聞きたくない様でした。
そして、今日、新たな図面をもらいました。

私は、「客席数もちゃんとと考えて、もう少しちゃんと書いてくるように」
と伝言をしましたが、正直、もう期待なんぞ、これっぽっちもしていませんでした(笑)

面白いネタになればいいな程度の期待でした。

しかし、宇宙人デザイナーも意地があるのか、2回目の図面を持ってきたんです。


もう見る前から、想像はつくと思います。


大阪の姪っ子でも、もっと上手に書くでしょう。間違いなく。





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彼らいわく、作る前に、いろいろ言わないでも作りながら考えるそうです。
心配しないでもちゃんとすると言っていました。

できれば、関わりたくないのですが、土地も余ってもったいないし、好きにしてください。
お金ないから支援できませんが、この図面の店なら、1万円くらいでできるんじゃないでしょうか?



妻はこの場所がいいのか、風水で一生懸命見ていますが、それもどうなんだろう。
風水以前の問題ではないんだろうか・・・・・