もうずいぶん前、二十歳くらいの頃、アフリカを救うために、ライブエイドを立ち上げたミュージシャン、ブームタウン・ラッツのボーカル  ボブ・ゲルドフというミュージシャンがいました。

唯一のヒット曲(失礼な言いかたですが)のタイトルが、Idon't like Mondays という曲でした。
邦題 哀愁のマンデイ  

昔はよくタイトルに哀愁というのがついていましたね。

哀愁のヨーロッパ、哀愁のカサブランカ、哀愁トゥナイト、哀愁のシンフォニー、哀愁でいと、よろしく哀愁

哀愁プラス横文字が多いですね。


そんなことはどうでもいいですが、私も月曜日が嫌いでした。
今でもそうですね。
週末の浮かれた感じが一変して朝起きるのがつらくなったりします。


そんな大げさな問題は無いんですけど、今日、月曜日にいろんな小さなトラブルが続出し、しまいには面白くなってきたので、記事にしてみます。

なんでそうなるの?  みたいな話が続きましたね。
ウソみたいに。


私も人には負けないほど、いいかげんな奴なんですが、フィリピンに来ると、私なんて、もう相手にならないんですよ。
下っ端もいいとこで、年季も違うし、私が自信を持っていた大阪運転マナーもここに来ると、お子ちゃまの運転で、恥ずかしくなるほどです。

では、朝から振り返ってみます

今日は、うちにインターネットの接続工事に来ることになってますので、朝から娘がスタンバイして、工事業者への対応を頼みました。
やっと、まともなネット回線がつくという期待で、月曜日にしては少しイイ感じの朝です。

娘にお小遣い渡して、留守を頼んで、私は朝早く仕事に出かけました。
私の仕事場は。大きな古い一軒家で、そこには住み込みのスタッフがいて、10名以上そこで暮らしています。

みんないい人ばかりなんですけど、唯一嫌いなのが、そこに住むメイドと運転手の間に出来た出来の悪い息子2人です。

特に弟はまだ小学1年で、ものすごく甘やかされて育っていて、毎日大きな声で泣いています。
このクソガキと思いながらも、このチビの母は私に大変優しくしてくれていろいろと手伝ってくれています。

だからガキのことは大目に見て、知らん顔してるんですけど、今日はダメでした。
といっても少し叱っただけなんですけど。

このクソガキは小さな動物をいじめるんです。
今日は子猫を叩いて遊んでたので、にらみつけて猫を取り上げたら逃げていきました。

去年も注意したのに、いたぶり続けて子猫を殺しています。
本人は可愛がってるつもりですけど、アホ過ぎてもうかわいそうなくらい振り回したりしてるので、妻の制止を振り切りチビの母のいる前で叱りました。

私は立派な大人ではないので、今度、こいつの母がいないときを見計らって痛い目にあわせてやります。恐怖のどん底でトラウマになるほど、猫に変わってお仕置きします。

そんなイライラを抑えて仕事に戻り、その後打ち合わせや、試食などが午前中に終わり、私は妻とクバオのFarmers という有名な駅前のマーケットに行きました。

まず肉屋が並んでいるところに行くと、新鮮すぎて買う気がなくなりました。
調理場のすぐ脇に鳥かごが並べてあって、そこから1羽ずつ取り出して泣き叫ぶのを首切って絞めて行ってました。

う~ん、鶏さんも豚さんも、ラーメンには欠かせませんが、これを見るのは、キツイですね。
順番待ちの鶏さんたちは、大変だなあ・・うまく行くと、1日くらい長生きできる鶏さんもいるみたいです。
勝手なことを思いながら、今日は何も買わずに移動しました。


ウチの妻は買い物が超遅くて、待たされるのがいやなので、いつもけんかになります。
それを見越して妻は1件のサロンを見つけて、「ウチのだんな、足のマッサージしてくれる?30分くらい」

といって私を安そうなマッサージ店に押し付けて、自分はどこかに行ってしまいました。
表にはマッサージP100 20分 と書いてあり、追加は10分 P20で、良心的な価格でした。

化粧の濃いオバハンがめんどくさそうに私の太い足をマッサージして、無言で会話も何もないまま30分くらい経過しました。

私は妻にテキストして、もう終わるから戻ってくるように伝えました。
3分後に妻は戻ってきて、会計を済ませようとかカウンターに行きました。

受付にはピンク色の服を着たブサイクな女がいて、「P250です」といいました
妻は、「P150って言ったじゃない」というと、
「延長されましたから」という会話に私は驚きました。

この数秒の会話には3つもウソが入っていました(笑)
何という嘘つきでしょうか?
一瞬で3つもウソをつくのは普通は無理です。

ウソ① 女 P250です (20分 P100 追加10分 P20で、30分はP120です。)
ウソ② 妻 P150っていったじゃない? ( そもそも30分P120ですからね。)
ウソ③ 女 延長されましたから   爆  私一言も会話してませんから。どうやって延長する??

だまって聞いていると、マッサージしたオバハンが「旦那さんは外人で会話できないから、延長するかを目で確認したらウンとうなずいたから延長した」ということらしいのです。(また、ウソだ 笑)

私は席を立ち、タガログと英語でおとなしく、「ウソはダメだよ。 そして、延長したとしても10分P20だから、70分延長してもP240だよ。 私は30分しかここにいないよ」と何とか伝えましたが、1歩も引きません

値上げしたけど、以前の価格表を外に張ってあるから、という理由です。
大体、暗算など出来ないから、延長したら適当に加算しているのが見え見えです
客も暗算できないから、払ってるんでしょうね。

もうめんどくさいから、と妻が払って出て行きました。
私もカウンターの上、にう○こして帰りたかったのですが、出ないのであきらめて帰りました。

出たところに魚市場があり、新鮮そうな魚たちを見て機嫌が直ってきました
ここはいつ来ても水族館にいるような感じです。
熱帯の魚中心に、マグロの刺身とか、頭とかも売っています

$タバチンのブログ

$タバチンのブログ

$タバチンのブログ

$タバチンのブログ

エビや貝類は生きたまま売ってるので、新鮮だな、と思い大きいアサリを500g買いました。
1Kg P120です。
500gでいい、と妻に言ってP100払ったら、おつりはP25でした。

地球の計算では、1kg P120の商品を500g買うとP60というのは小学生でも常識です。
この星はいったいどこでしょうか?
宇宙人め! と思いましたが、妻は何の文句も言わないので(爆)きっと、宇宙計算を知ってるんですね。

もう何度も細かい金の話するのもイヤなので黙って市場を出ました。
駐車場出口で、私はうかつにも入ったときのレシートみたいな紙を紛失してしまいました。

ここは3時間まではP30ですが、紙をなくしたら、なんとP180と書いてあります。
宇宙の法則です。

ガードマンに、「13:30頃に来たばかりで、3時間も経ってないからP30でいいだろう?」と話しても、「それが証明できないから無理」と冷たい返事です。

車を探しても出てこないので、「悔しいけど何日も停めてる悪い奴もいるから紙が無いと、いつから停めてるかわかんないし、P180払うしかしょうがないな」と妻に言って、ガードのいるところまで金を持って行きました。

そしたら、受付の女がガードの何か紙を渡しました。
異変を感じて私が「その紙ちょっと見せて」といってもらうと、
私の車の入庫した紙の半分でした。

「停めた時間わかってるやんけ~~爆」

1時間半しかいないのが証明されたので、「私は死んでも払わんぞ、こんなクソ規則はやめてしまえ」と罵って、勝手にP30だけ置いて帰りました。

受付の2人は不思議そうな顔で、私のことを宇宙人と思ってるようでした。


ああ、今日はもう帰ろう
細かい話ばかりで自己嫌悪になりそうで、もう帰ることにしました。

帰ったら、今日から使える、新しいネット速度をスピードテストしてみよう、と思い家に着きました。

ハハハハ 連絡もなく工事の人間も来ていません

金曜日には「月曜に行くから誰かいてくださいね」
とわざわざ電話がかかってきたのに。

妻が怒って電話したら、受付の女は「私のせいではないから、何も出来ない」というそうです。
すばらしい返事に感動して、「もういらないよ。」
と妻に言いましたが、今から解約してもお金がかかるとか、面白いことを言います。

ここは宇宙なんだと、自分に言い聞かせて、冷静になるために新鮮なアサリのスパゲティを作りました。
おいしいもの食べたら全部忘れるのは私の長所でもあります。


ハハハハハ アサリ まずい。(爆)

遅い、遅いネット回線はしばらく続くようです。



YOUTUBEもよく止まります
哀愁のマンデー