ブログなんかずっとやってるもんだから、つい身内のネタなんかを書いたりしてしまう。

ネタがないわけでもないのに家の中でも愚痴をこぼせなくて日記だと思って書いたりする。

兄貴に言われて気が付いたんだけど、私は苦しくなると我慢ができなくなり、あちこちで、余計なことまで言ったりしてしまう。

妻にも言われた。
ぬか喜びしすぎる私に、「ちゃんとうまく行ってから、皆さんに教えていいんじゃない?」って。

その通りです。
間違いないんです。
未熟な人間です。


もう1か月くらい前に、「ラーメン屋の場所、いいところがある」
と聞かされ、大喜びで場所を見に行って、すぐ気に入って申し込んで、家主からOKと言われ、申込金を渡して、契約日に会いましょうと言うことになりました。

いろいろと準備をして、契約したらすぐに内装工事に入ろうと意気込んでいました。
図面も必要だから、レイアウトも考えたりしました。

待ちに待たされた、契約日前日、家主代理人から連絡があり、「あの場所、別の方に貸すので契約は流れました。預かったお金は返します。」ってことでした。

こんなんアリ?
アリなんですよ。ここでは。普通に。

また、ぬか喜びしてしまいましたね。
だから、まだ物件探しを続けています。

落ち込んでる間もなく、前向きに、と頑張ってる私に、またニュースが舞い込みました。

妻に「あなた、おじいちゃんになるよ」と言われてすぐにわかりました。

仕事も金もない若いカップルを祝福する前に怒ってしまい、援助するか、しないかなんて悩んだりもしました。

おしゃべりついでに言うと、私は子供が欲しくても、なかなかできないんで、病院行ったりしてましたが、検査をいろいろとして私に原因があるのがわかっています。

だから、妻は喜んで、私以上にいろんな先のことを考えていました。
私も妻の喜ぶ顔を見てるうちに、気持ちが和らいで、みんなで、生まれてくる子供を大事に育てようって話しました。

昨日は、フォートにある和食屋さん華一に集まってランチを食べました。
バレンタインデー前日で大忙しのY岸さんも無理やり、引っ張り出して連れて行き、クッキー屋さんと、牛乳屋さんと、楽しい話をしました。

飲食に関わってる皆さんとの話は勉強になるし、非常に楽しかったです。
将来、日本人が中心の、マニラ飲食業組合とか作るくらい大きな輪になるとうれしいですね。


昨夜はおじいちゃんになったら、日本語を教えるために、孫は私の家で暮らそうと、妻と話したり、本屋で妊婦の本など買ってきて、妻と娘が勉強したりしていました。
大げさに思うかもしれませんが、子供ができない私たちには、大変大きな出来事なんです。


この数日間でいろんなことがありましたが、私も喜んで、全部サポートして新しい家族を受け入れようと思った矢先。

いったい、なんなんだろう。


ぬか喜びというのか、
娘はまだ、母になるのは早いということなんでしょうか?

残念ながら、私が今年、おじいになることは無くなりました。

早朝、まだ暗いうちに娘の具合が悪くなり、妻と娘が近所の病院に行きました。
私は寝てました。

コンドミニアムのサービスカーに乗って病院を紹介してもらったんです
24時間緊急時はいつでも頼めて便利です

朝6時ごろにその病院の医師に「現金見せないと診てやんない」って言われて
1万ペソくらいの持ち金見せたら、「6万ペソ持ってきて」と言われたそうで妻は受診をやめました。

私が一緒でなくて正解だったと妻は言ってました。
ヘタレな私ですが、時々、すごくキレるんで、絶対その場にいたら怒っていましたね。 


別の病院に行って、手術室に入って、1日入院になりました。
小さな瓶に入れられて、育たなかった小さな命を医師から渡されました。

どうすればいいのだろう
見当もつきません。


病室で麻酔から覚めた娘の顔を見て、妻も祖母も、みんなが心配しています。
私は一人、仕事があるので帰りました。

この家で、ひとりになるのは、ほとんどありません。
いつもにぎやかです。

父親になるはずだった男に説教ばかりしていましたが、彼も傷ついたのかな
成長してくれ、頼むから。


苦労した経験も、過ぎればいい経験になるものですが、この経験はもうしたくないですね。


まだ、若いからまた子供には恵まれると思います。
甘やかすのが心配だけど、きっととても大事に育てるでしょう。

厳しい授業でしたが、みんなが成長できると思います。

不幸はそんなに続きません。
明日はもう良い日に決まってます。

今後はあまり、先走ることはせず、良い話は決まってからご報告します(って守れるかな? 自信なし)

でも自由に書いていきます




いつか生まれてくる子供に聞かせたいと思います