フィリピンでもペットブームなのか、ペットショップは良くにぎわっています。
私が食品の買い物に良く利用しているパサイ市カルティマールには、食品以外にもすごくたくさんのペットショップがあります。
日本よりは安い価格ですが、所得も低いので血統書つきの人気犬猫は1万ペソ以上します。
こちらで働く普通の人の給料1か月分くらいの感じです。
高級住宅地では日本のように犬をリードをつけて散歩させたりする光景を見ます。
貧乏人ではない証明みたいな感じに見えます。
私の仕事場のほんとにすぐ近く、目と鼻の先に1匹のラブラドールレトリーバーがいます。
もう5歳くらいだと聴いた記憶があります
大人ですね。
この高級犬は、大きくて頑丈な檻の中にいます
まあ、犬ですから、仕方ないのかもしれません。
私は動物愛護家でもなんでもないですけど、生き物が好きで、動物園や水族館にもよく行きます。
家でペットを飼うのも好きで、今まで犬猫、熱帯魚から昆虫までいろいろ育てたりしました。
フィリピンでは予防接種をしていないのが確実な野良犬をよく見ます
所得が低いエリアではぜんぜん鎖につないでいません
犬には悪いけど、かまれて狂犬病になったら、致死率100%なので、さすがに犬とじゃれあう気もしません。
はっきり言って大変怖いです。
近寄るなって思っています。
仕事場で見かけるその犬の名は「Aso」です。
日本語にすると「いぬ」と言う名前の犬です。
愛情が無いのか、飼い主がアホなのかわかりませんが、そういうことです。
名前くらい、ちゃんとつけてやったら、見たいな事を言ったことがあります。
最近その家で野良猫が子猫を産みました
うれしそうにやってきた飼い主(野良猫だけど、住み着いてるから、飼い主でしょう)は「今度はちゃんと名前をつけた、しかも日本の名前だ」と言ってます
子猫の名前は?と聞くと、うれしそうに「キムラ」と言われました。(笑)
まあ、かわいい子猫だから、ハハハと笑って終わりです。
犬の話に戻ります
この犬は、あるお金持ちに見初められて、ペットショップという檻の中を抜け出しました
フィリピンも、日本もペットショップの子犬子猫は親もいない場所で、かわいそうな環境で売られています。
かわいそうに見えないと飼ってくれないからですね。
動物好きな人には無理な仕事がペットショップのような気がします。
ものすごい数多くいる子犬の中から選ばれて檻から出てお金持ちにもらわれていった彼は犬の中では幸せな人生を歩んでいる方ですね。
野犬が幸せかどうかは知りませんが、野生で食っていくのは本当に難しいと思います。
金持ちの家で肉を食わせてもらったり、走り回って可愛がってもらえるなら、犬も悪くないかもしれません。
さだまさしの「私は犬になりたい」という歌があるくらいです。
この歌は結構いい歌です。
ところが、この「Aso」君は、そういう人生を歩めませんでした。
飼い主は理由は知りませんが別のところに住み、犬に会いに来ないそうです。
よくある話ですけど、あんなにかわいかった子犬は大きくなって、もう可愛くなくなったのでしょう。
倉庫の端にある彼の家の中は何もありません。
檻の中に洗面器がひとつあるだけです。
完全な独房です。
世話をしている男は、1日1回、檻から出さずに、鉄格子の外から犬に放水します。
犬は水を浴びながら同時に水をいっぱい飲みます。
暑いと12月でも30度を超えるようなフィリピンですから過酷だと思います。
水浴び後、洗面器にドッグフードを入れられたら、外とのコミュニケーションは終了です。
1日3分くらいのその時間をずっと、待ちわびているようです。
外に散歩には出さないそうです。
もし誰かを噛んだりしたら大変だからと聞きました。
大きいから止められないし、仕方ないとも言っていました。
生まれて2年で、無罪なのに無期懲役になった男って感じです
でも人間の懲役囚と違って死ぬまで独房で運動の時間もありません
簡単に言うと、虐待されています
なんか不憫だなあと思い、ある日スープを作ったあとの、肉や骨のカスを少しあげてみました。
飼い主に内緒で。
言葉は通じませんが、「うまいなあ、これ、うますぎる~」って、すごい勢いで食べていました。
私は無責任で子供のように考えが浅いことがしばしばあります。
毎日、うまいエサをやれるわけでもないのに、1回だけそんなおいしいものを上げるのは逆にかわいそうかもしれません。
現にその後は私をみつけると犬は鳴きます。
それも自意識過剰かもしれませんけど。
仕事場の人たちは、「犬にはあげないで」と言います
「食べなれないもの食べさせて、おなか壊したらあなたの責任になるから」だそうです。
妻も止めてと言います。
大昔、私が幼稚園児で暴れん坊だったころに、家で飼うことも出来ないのに子犬を連れて帰ったことがあります。
なんか、ドキドキして泣きながら親にお願いしたら飼ってもいいと言われたときはものすごくうれしかったです。
今は、その不憫な犬を連れて帰る気持ちもありません。というかできません。
もちろん、飼い主がいますからね。
飼う側の責任は日本でもよく議論されていますね
飽きてしまったペットを捨てる行為も全然だめですけど、こういう飼い殺しを見るのはつらいですね。
電柱にしょんベンかけたり、違う犬と会わせたり、させてやりたいなあと思います。
知らん顔して通り過ぎればいいんですけど、ほんとにいいんですか?
子供には皆さん、そういう時はどういう答えを持ってるのでしょうか?
子供に見せることで教育になるとは思いますけど。
動物園の檻の中も可愛そうですけどね。
でも毎日えさもらえるし。
もうちょい、広けりゃいいかな?
でも人間の家もそんな広くないし。
水族館はかわいそうかな?
動物に対する接し方は難しいです
よくわかりません。
子豚は可愛いけど、豚肉ばっかり使って料理してますし。
やっぱりエセ愛護家ですね、私は。
私が食品の買い物に良く利用しているパサイ市カルティマールには、食品以外にもすごくたくさんのペットショップがあります。
日本よりは安い価格ですが、所得も低いので血統書つきの人気犬猫は1万ペソ以上します。
こちらで働く普通の人の給料1か月分くらいの感じです。
高級住宅地では日本のように犬をリードをつけて散歩させたりする光景を見ます。
貧乏人ではない証明みたいな感じに見えます。
私の仕事場のほんとにすぐ近く、目と鼻の先に1匹のラブラドールレトリーバーがいます。
もう5歳くらいだと聴いた記憶があります
大人ですね。
この高級犬は、大きくて頑丈な檻の中にいます
まあ、犬ですから、仕方ないのかもしれません。
私は動物愛護家でもなんでもないですけど、生き物が好きで、動物園や水族館にもよく行きます。
家でペットを飼うのも好きで、今まで犬猫、熱帯魚から昆虫までいろいろ育てたりしました。
フィリピンでは予防接種をしていないのが確実な野良犬をよく見ます
所得が低いエリアではぜんぜん鎖につないでいません
犬には悪いけど、かまれて狂犬病になったら、致死率100%なので、さすがに犬とじゃれあう気もしません。
はっきり言って大変怖いです。
近寄るなって思っています。
仕事場で見かけるその犬の名は「Aso」です。
日本語にすると「いぬ」と言う名前の犬です。
愛情が無いのか、飼い主がアホなのかわかりませんが、そういうことです。
名前くらい、ちゃんとつけてやったら、見たいな事を言ったことがあります。
最近その家で野良猫が子猫を産みました
うれしそうにやってきた飼い主(野良猫だけど、住み着いてるから、飼い主でしょう)は「今度はちゃんと名前をつけた、しかも日本の名前だ」と言ってます
子猫の名前は?と聞くと、うれしそうに「キムラ」と言われました。(笑)
まあ、かわいい子猫だから、ハハハと笑って終わりです。
犬の話に戻ります
この犬は、あるお金持ちに見初められて、ペットショップという檻の中を抜け出しました
フィリピンも、日本もペットショップの子犬子猫は親もいない場所で、かわいそうな環境で売られています。
かわいそうに見えないと飼ってくれないからですね。
動物好きな人には無理な仕事がペットショップのような気がします。
ものすごい数多くいる子犬の中から選ばれて檻から出てお金持ちにもらわれていった彼は犬の中では幸せな人生を歩んでいる方ですね。
野犬が幸せかどうかは知りませんが、野生で食っていくのは本当に難しいと思います。
金持ちの家で肉を食わせてもらったり、走り回って可愛がってもらえるなら、犬も悪くないかもしれません。
さだまさしの「私は犬になりたい」という歌があるくらいです。
この歌は結構いい歌です。
ところが、この「Aso」君は、そういう人生を歩めませんでした。
飼い主は理由は知りませんが別のところに住み、犬に会いに来ないそうです。
よくある話ですけど、あんなにかわいかった子犬は大きくなって、もう可愛くなくなったのでしょう。
倉庫の端にある彼の家の中は何もありません。
檻の中に洗面器がひとつあるだけです。
完全な独房です。
世話をしている男は、1日1回、檻から出さずに、鉄格子の外から犬に放水します。
犬は水を浴びながら同時に水をいっぱい飲みます。
暑いと12月でも30度を超えるようなフィリピンですから過酷だと思います。
水浴び後、洗面器にドッグフードを入れられたら、外とのコミュニケーションは終了です。
1日3分くらいのその時間をずっと、待ちわびているようです。
外に散歩には出さないそうです。
もし誰かを噛んだりしたら大変だからと聞きました。
大きいから止められないし、仕方ないとも言っていました。
生まれて2年で、無罪なのに無期懲役になった男って感じです
でも人間の懲役囚と違って死ぬまで独房で運動の時間もありません
簡単に言うと、虐待されています
なんか不憫だなあと思い、ある日スープを作ったあとの、肉や骨のカスを少しあげてみました。
飼い主に内緒で。
言葉は通じませんが、「うまいなあ、これ、うますぎる~」って、すごい勢いで食べていました。
私は無責任で子供のように考えが浅いことがしばしばあります。
毎日、うまいエサをやれるわけでもないのに、1回だけそんなおいしいものを上げるのは逆にかわいそうかもしれません。
現にその後は私をみつけると犬は鳴きます。
それも自意識過剰かもしれませんけど。
仕事場の人たちは、「犬にはあげないで」と言います
「食べなれないもの食べさせて、おなか壊したらあなたの責任になるから」だそうです。
妻も止めてと言います。
大昔、私が幼稚園児で暴れん坊だったころに、家で飼うことも出来ないのに子犬を連れて帰ったことがあります。
なんか、ドキドキして泣きながら親にお願いしたら飼ってもいいと言われたときはものすごくうれしかったです。
今は、その不憫な犬を連れて帰る気持ちもありません。というかできません。
もちろん、飼い主がいますからね。
飼う側の責任は日本でもよく議論されていますね
飽きてしまったペットを捨てる行為も全然だめですけど、こういう飼い殺しを見るのはつらいですね。
電柱にしょんベンかけたり、違う犬と会わせたり、させてやりたいなあと思います。
知らん顔して通り過ぎればいいんですけど、ほんとにいいんですか?
子供には皆さん、そういう時はどういう答えを持ってるのでしょうか?
子供に見せることで教育になるとは思いますけど。
動物園の檻の中も可愛そうですけどね。
でも毎日えさもらえるし。
もうちょい、広けりゃいいかな?
でも人間の家もそんな広くないし。
水族館はかわいそうかな?
動物に対する接し方は難しいです
よくわかりません。
子豚は可愛いけど、豚肉ばっかり使って料理してますし。
やっぱりエセ愛護家ですね、私は。