私専用で使える車が到着しました。
普通の乗用車でAT車です。 よかった。

私の車ではありません、会社の車ですが、それもかえって感謝です。
保険も税金も払ってくれています。

フィリピンではMT車が大変多いんで私も心配していました。
こんな渋滞だらけの国ではAT車じゃないと疲れます。

お世話になってるドライバーの方が自宅まで届けてくれました。
中古車ですがもちろん問題ありません。

そして、午後4時過ぎから、私は初めてフィリピンで運転しました。
もう、なんというか、ゲーム感覚というか、日本ではありえない暴走車があちこちにいる中での運転は緊張しました。

特にフィリピンの大動脈

EDSA こわっ!!叫び 

覚悟していましたが、もうすごい怖かったですね。
後ろからはクラクション鳴らして突っ込んでくるバス、横にはウインカーを出さずに車線変更ばかりしてくるタクシー、前にはわなを張って待ち構えているような、ポリスたち。

ポリスたちは暴走ドライバーには、注意も何もしませんが、停止線を越えて止まったりすると、大急ぎで集金にやってきます。

クラクション鳴らしまくって周りをあおりまくる暴走車とどっちが悪いのでしょうか?
停止線を越えたり、止まってはいけない場所で一時停止したりするほうが、ずっと悪いんです。
フィリピンの常識です。
日本の常識など関係ないんです。

夜になり、ようやく運転にも慣れましたが、後部座席に乗り込んだ子供たちはゲロして大変でした。
運転はどうにかなりそうですが、早く私も秘書とドライバーがいる生活になりたいと思いました。

ここでは、それが見栄を張るとか、無駄遣いとか言うのではないんです
必要なんだと思っています。

偉くなったのに、満員電車やバスで移動する人はここにはわずかしかいないでしょう。

買い物するにも身体検査を受けて入店し、万引きしないように手荷物は預けさせられ、買い物が終わって出るときにも、レシートを見せ、買った品物と合ってるか照合されます。
従業員がするのと同じことをお客様にも求めるんですよ。

ひどいのは電車(MRT LRT)に乗るとき、荷物検査があります。
プレゼント用にラッピングしてもらったものは、ナイフで包装紙を切って中身を空けられます
ものすごく不快です。

プレゼントのラッピングなんて切られて台無しですが、「ルールだから」と言うことで、もちろん謝罪などありません。

誰も文句を言いませんが、日本では、客にそんなことするのは失礼だと怒る人がきっと大勢います。
いつかきっと、包装した箱の中にう○こ入れて電車に乗りたいと思います。


運転して気がつきましたが、クラクション鳴らしたり、急発進とか何もしなくても、目的地に着く時間は同じだと思いました。
日本では高校生でも知ってると思うんですけど。

安全運転という言葉をフィリピンでも標語にして欲しいです。
譲り合い、とか、歩行者優先とかもね。

クリスマスイブです
妻の実家でパーティーです。

ということで、高速道路も明日デビューです。
あまり行きたくないですけど・・・