数ヶ月前から計画していたチャーシュー店の工事は無事完了しました。
いよいよ、調理を開始して、頑張るぞー
と、思ったところに、予想だにしない妨害がありました
私はこの事業を始めるにあたり、地元の商工会や、衛生金融公庫といったところへ何度も足を運び、起業へのアドバイスや必要な許認可などの指導を受けてきました
工事費用は公庫から借りましたが、担当者が3ヶ月近くかけた慎重な審査をされたので、いつお金が出るのかと、本当に首を長くして待ち続けていたんです。
事業の内容を細かく説明し、販売方法から、販売先、仕入先、予想売上、予想収益、そして必要な許認可があるか、など、すべてを丸裸にして調査を受けました。
融資が決まり、予定していた内装工事もしました。
資金が少ないですが、とりあえず、私の考えた通りに設備を入れることが出来ました
全面、壁も床もレンガ造りです。
そこにキッチンを作りました

そして、営業許可を取るために地元の保健所に行ったときに事件は起こりました。
私が受付窓口で、今までの経緯と工事完了した事を告げ、営業許可申請をしたいと言ったところ、
担当者らしき女性が2名で対応すると言う事で案内されました。
面倒だと思いながらも、もう一度、同じ説明を繰り返して、許可書申請したいと言うと、難しい顔をして「難しいです」と言われました。
私は少しその女の表情に人を見下しているような冷たい視線を感じましたが、怒ったりしないで、冷静に「何が難しいのですか?」
と聞いたところ
こんな返答でした。 長い話ですので、簡単に私が言われた事をまとめます。
========================================
飲食業の許可は、あなたの持っている、「食品衛生責任者」という資格があれば始められますが、
焼き豚専門店なら、「食肉販売業」にあたるので、「食品衛生管理者」という資格を講習を受けて、取ってください。それが無いと、営業できません。
講習会は東京のみで行われ、今年の7月中旬から35日間連続で行います。
費用は35万円です。 大阪では講習会が無いので35日間は東京で寝泊りする事になると思います。
講習後は食品衛生管理者がいる施設で、実務を3年間積んでください。
3年経験をつめば、あなたも「食品衛生管理者」資格を取れますよ。
========================================
私「はぁ~~~~~~????」「何それ?」
もっと簡単に言うと、店の工事が終わったけど、あなたが営業許可を取るには、少なくとも、あと3年ちょっとかかります(爆爆)
と言う話をされたんです。
私は、怒りをこらえて、10年以上チャーシューを作ってきた経験や、評判がよくて、今までにお中元やお歳暮にも使い、周りのリクエストもあって、起業しようと決めたと、言いました。
何よりも、3ヶ月かけて審査して、事細かに事業内容を聞いて、すべてにおいて開業に問題が無い。
との、判断で融資を決定したのは、食品衛生金融公庫という、社団法人のグループ企業であり、その金融公庫がOKだしたものを、同じ仲間の食品衛生協会で許可書を出さないなんて、わけがわかりません。
「じゃあ、なんですか、国の融資を受けて工事はしたけど、営業はさせません。 ということですね」
と、私が言うと、キツネみたいな顔をした女が「講習会受けて、3年すれば営業できますよ。」と来ました。
スミマセン。 ここで切れてしまいました。 もう話になりません。
私は、汚い言葉でキツネ女を一喝して、別の人を呼びました。
キツネの上司はイタチ女でした。
私は懸命に「3年後に開業できるとか、そんなアホな話は聞いたこともないし、気が狂うたような返事をするな。俺は真面目に話してるんや」と言いました。
でも、結局イタチ女も大して変わらない返事でした。
私はこんなところで口論しても、権限の無い女に融通が利かせるはずも無い事に今さらながら気がつき、「また来ます」と冷静に戻って保健所を後にしました。
千里の美しい緑あふれる町並みを車で走りながら、負けそうな自分を励まして頭をひねっていました
車内から妻が写真を撮っていました 反射してなんか写っています 心霊ではないですよ


少し冷静になり、悪いのは保健所じゃなくて、講習会などやってる天下り社団法人のワルどもやな
と、気がつき早速電話しました。
東京の食品衛生協会に電話をして冷静に話したところ、電話はたらいまわしになり、責任転嫁を始める始末です。
この特殊法人は、いったい何をしている組織なのか?天下りは何名いるのか?どうして東京でのみ講習会を開くのか? 新規開業者の支援をしないで、こんな嫌がらせみたいな制度をなぜやっているのか?
など、たくさん聞きました。
納得できる回答はもらえず、「少し時間をください」という事になりました。
そして翌日、名前は出せませんが、協会トップの方から電話がかかってきました。
ちょっと驚きましたが相手も人間です。キツネやイタチではないでしょう。
いろんな話をした結果、私には特例を出しましょうと、譲歩してくれました。
これには、びっくりです。ウソみたいです。
まあ、私には実務経験が十分にあると言う事が特例の理由で、怒ってわめいたからと言って特例は出ないそうです。
その方が言いました
「保健所にあなたがもう一度行って、協会が特例をくれるそうですよ、と言っても信じてもらえないと思うから、そのときは私の名前を出してください。悪いようにはしませんから はっはっは」
と、まるで水戸黄門のような言葉を聴きました。
それから、私はニヤニヤして保健所に行きました
皆、気味悪がって対応してくれません。
キツネとイタチは隅っこのほうに行ってしまい、二人でひそひそと、毛づくろいなどしています。
課長と言う名札がついた人が出てきました。
「上司の○○と、申します 先だっては大変失礼いたしました。」と低姿勢の方です。
私もいつまでも怒っていませんよ。とテキトーな事を言って、受付書類をもらいました。
店まで来て検査をするそうなので、結果はまた2週間後くらいになると思います。
営業許可は何とか取れそうだと思いますが、しかしひどい話だと周りはあきれていました。
地元の保健所では相当に悪名が高くなってしまったと反省もしています。
きっと「ブタ野郎、ふざけんな~。」とキツネたちが叫んでいる事でしょう。
まあ、今回の収穫は、協会の偉い方と仲良くなれた事です。
天下ってきた方と思いますが、話のわかる方でした。
柔軟な方に会えてよかったです。
いよいよ、調理を開始して、頑張るぞー
と、思ったところに、予想だにしない妨害がありました
私はこの事業を始めるにあたり、地元の商工会や、衛生金融公庫といったところへ何度も足を運び、起業へのアドバイスや必要な許認可などの指導を受けてきました
工事費用は公庫から借りましたが、担当者が3ヶ月近くかけた慎重な審査をされたので、いつお金が出るのかと、本当に首を長くして待ち続けていたんです。
事業の内容を細かく説明し、販売方法から、販売先、仕入先、予想売上、予想収益、そして必要な許認可があるか、など、すべてを丸裸にして調査を受けました。
融資が決まり、予定していた内装工事もしました。
資金が少ないですが、とりあえず、私の考えた通りに設備を入れることが出来ました
全面、壁も床もレンガ造りです。
そこにキッチンを作りました

そして、営業許可を取るために地元の保健所に行ったときに事件は起こりました。
私が受付窓口で、今までの経緯と工事完了した事を告げ、営業許可申請をしたいと言ったところ、
担当者らしき女性が2名で対応すると言う事で案内されました。
面倒だと思いながらも、もう一度、同じ説明を繰り返して、許可書申請したいと言うと、難しい顔をして「難しいです」と言われました。
私は少しその女の表情に人を見下しているような冷たい視線を感じましたが、怒ったりしないで、冷静に「何が難しいのですか?」
と聞いたところ
こんな返答でした。 長い話ですので、簡単に私が言われた事をまとめます。
========================================
飲食業の許可は、あなたの持っている、「食品衛生責任者」という資格があれば始められますが、
焼き豚専門店なら、「食肉販売業」にあたるので、「食品衛生管理者」という資格を講習を受けて、取ってください。それが無いと、営業できません。
講習会は東京のみで行われ、今年の7月中旬から35日間連続で行います。
費用は35万円です。 大阪では講習会が無いので35日間は東京で寝泊りする事になると思います。
講習後は食品衛生管理者がいる施設で、実務を3年間積んでください。
3年経験をつめば、あなたも「食品衛生管理者」資格を取れますよ。
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私「はぁ~~~~~~????」「何それ?」
もっと簡単に言うと、店の工事が終わったけど、あなたが営業許可を取るには、少なくとも、あと3年ちょっとかかります(爆爆)
と言う話をされたんです。
私は、怒りをこらえて、10年以上チャーシューを作ってきた経験や、評判がよくて、今までにお中元やお歳暮にも使い、周りのリクエストもあって、起業しようと決めたと、言いました。
何よりも、3ヶ月かけて審査して、事細かに事業内容を聞いて、すべてにおいて開業に問題が無い。
との、判断で融資を決定したのは、食品衛生金融公庫という、社団法人のグループ企業であり、その金融公庫がOKだしたものを、同じ仲間の食品衛生協会で許可書を出さないなんて、わけがわかりません。
「じゃあ、なんですか、国の融資を受けて工事はしたけど、営業はさせません。 ということですね」
と、私が言うと、キツネみたいな顔をした女が「講習会受けて、3年すれば営業できますよ。」と来ました。
スミマセン。 ここで切れてしまいました。 もう話になりません。
私は、汚い言葉でキツネ女を一喝して、別の人を呼びました。
キツネの上司はイタチ女でした。
私は懸命に「3年後に開業できるとか、そんなアホな話は聞いたこともないし、気が狂うたような返事をするな。俺は真面目に話してるんや」と言いました。
でも、結局イタチ女も大して変わらない返事でした。
私はこんなところで口論しても、権限の無い女に融通が利かせるはずも無い事に今さらながら気がつき、「また来ます」と冷静に戻って保健所を後にしました。
千里の美しい緑あふれる町並みを車で走りながら、負けそうな自分を励まして頭をひねっていました
車内から妻が写真を撮っていました 反射してなんか写っています 心霊ではないですよ


少し冷静になり、悪いのは保健所じゃなくて、講習会などやってる天下り社団法人のワルどもやな
と、気がつき早速電話しました。
東京の食品衛生協会に電話をして冷静に話したところ、電話はたらいまわしになり、責任転嫁を始める始末です。
この特殊法人は、いったい何をしている組織なのか?天下りは何名いるのか?どうして東京でのみ講習会を開くのか? 新規開業者の支援をしないで、こんな嫌がらせみたいな制度をなぜやっているのか?
など、たくさん聞きました。
納得できる回答はもらえず、「少し時間をください」という事になりました。
そして翌日、名前は出せませんが、協会トップの方から電話がかかってきました。
ちょっと驚きましたが相手も人間です。キツネやイタチではないでしょう。
いろんな話をした結果、私には特例を出しましょうと、譲歩してくれました。
これには、びっくりです。ウソみたいです。
まあ、私には実務経験が十分にあると言う事が特例の理由で、怒ってわめいたからと言って特例は出ないそうです。
その方が言いました
「保健所にあなたがもう一度行って、協会が特例をくれるそうですよ、と言っても信じてもらえないと思うから、そのときは私の名前を出してください。悪いようにはしませんから はっはっは」
と、まるで水戸黄門のような言葉を聴きました。
それから、私はニヤニヤして保健所に行きました
皆、気味悪がって対応してくれません。
キツネとイタチは隅っこのほうに行ってしまい、二人でひそひそと、毛づくろいなどしています。
課長と言う名札がついた人が出てきました。
「上司の○○と、申します 先だっては大変失礼いたしました。」と低姿勢の方です。
私もいつまでも怒っていませんよ。とテキトーな事を言って、受付書類をもらいました。
店まで来て検査をするそうなので、結果はまた2週間後くらいになると思います。
営業許可は何とか取れそうだと思いますが、しかしひどい話だと周りはあきれていました。
地元の保健所では相当に悪名が高くなってしまったと反省もしています。
きっと「ブタ野郎、ふざけんな~。」とキツネたちが叫んでいる事でしょう。
まあ、今回の収穫は、協会の偉い方と仲良くなれた事です。
天下ってきた方と思いますが、話のわかる方でした。
柔軟な方に会えてよかったです。