以前に何度かこのブログで書きましたが、昨年末に1組のお見合いを取り持ちました。
日本人の農家の独身男性と妻の友人のフィリピン人独身女性と国際結婚希望した2人を引き合わせたんです。

農家の男性はまじめな男で、私が10年以上前から付き合いのある、キャベツ畑の社長からの紹介です。
ここのキャベツは大変美味しくて、過去に私のラーメンには欠かせないベストパートナーでした。
軽くゆでたキャベツの甘みと、濃厚なスープと、さらに太めで固めにゆでた麺が絡みつき、通の中ではかなり高評価を得ておりました。

そんな尊敬する方から相談を受けたのはもう2年前の事です。

「ウチの若い衆で、仕事もまじめで、気もいい男なんだけど、田舎には花嫁がなかなか来てくれなくて、いい年なんだけど独身なんだよ。
誰かいい娘いないかなあ?

近所にアナタと同じようにフィリピン人の奥さんもらったやつがいるんだけど、すごく可愛くて、明るくて、親も大事にするし、収穫のときなんか、旅費出してやれば家族みんな手伝いに来てくれるんだよ。
フィリピン人は、中国人よりも断然すごい評判高いし、独身女性を紹介頼むよ~」

というお願いが来ました。
そう言われて一人の女性を思い浮かべました。

妻の事を姉のように慕っている、可愛い娘がいます。
でも、男になかなか縁が無く、独身で28歳になり、日本人を紹介して~とよく言われていました。

日本にはタレント(ダンサー)として、東京などのフィリピンパブに何度か仕事で来ていました。
だから日本語もそこそこできるので、キャベツ畑の社長に写真を送りました。

そこから、1年以上たち、脈無しかなと思ってたところ、「やっと、休みが取れたので、フィリピンまで行くので紹介してください」と頼まれて昨年11月に一緒に私もマニラ行きとなったのでした。

会うなり、もうニコニコで結婚に向かってまっしぐらで、それは驚くほどの早さでした。
初めて会ったのに、そんなに話し進めて大丈夫かいな?
と私は心配でしたが、2人が「ダイジョーブ」とか言ってチューしてるので
アホらしくて勝手にせい! って感じでした。

宿泊したホテルのプールサイドでラブラブの2人(撮影は私)
$タバチンのブログ

それから、一旦帰国し、今回の1月後半に2回目のマニラ行きです。
彼は、「もう一人で大丈夫です。」
と、生意気にフィリピンはもう分かったみたいな、よくありがちな調子に乗った態度で、私の助言を聞かなくなっていました。

無事、向こうで合流できたそうで、今回は何とシンガポールまで旅行もしたそうです。
その後、マニラに戻り、必死で自力で探した私も聞いたことの無い安ホテルにチェックインして、仲良くやってると、フィリピンに帰省中の妻にも報告が入り、結婚も秒読みかと、ケッ しょうむない、勝手にせえ! と思っていました。

ところが、世間はそんなに甘くないし、日本人の事を勘違いしている元タレントのフィリピーナなら尚更です。
ここまではスンナリ行っても、ここからです。
発狂しそうなことを言ってくるのは・・・

あえて言いますが、常識が違います。彼女たちの多くは・・・

今回は彼はこんなことを言われたそうです。
ケンカの始まり始まり

女「タバチンさんは結婚する前に、彼女に毎月5万円送ってたんだって。アナタ ドウスル?」(爆)

言い訳をはさみますと、私は妻と6年くらい付き合ってから結婚しましたが、最後の1年間は彼女に仕事のオファーが無く、自宅で過ごしていて、お金も無く可愛そうなので仕送りしていた時期があります。 えらそうですが、私はその当時、馬鹿みたいに遊んでいましたので、飲み代を多い月は、1ヶ月30万円くらい使っていました。(食事代やデート代は別です・・あー馬鹿だった)

だから、彼女が日本に来ないで私も飲みに行かないで5万円だけ送ると言うのは私には結局、安上がりで都合のいい話だったんです。

で、続き
彼「毎月って?? 何、おこづかい欲しいって事? う~ん 毎月1万円ならいいけど・・・」
彼女「ナニソレ? ワタシ そんな貧乏人じゃ ナイヨ」
彼(頭、すでに真っ白)「え、怒ってんの? う~ん 結婚するって決まったら、まとめてお金上げるよ30万円」
彼は結納金を渡そうと言うのを、タガログ語で結納金がわからないから、簡単に説明したつもり・・

彼女「ナニソレ 30万円 で、ワタシ 買い物じゃ ナイヨ もう結婚ヤメタ」
彼「ひぇ~ 訳分からんこと言われても、どうしたらいんですか~」
彼女「2人、合わないね 性格トカ、ネ バイバイ」

と言う会話で(昨日、彼と彼女両方から、聞いてくださいよ!!と直接聞いたので、確認済みです。)
2人の結婚話は破談になりました。

彼と、彼の社長から何度も電話がかかってきます
「何とかなりませんか?」
私「子供でも妊娠させてたならねえ、元に戻れるかもしれませんよ。 それ以外はもう無理でしょう」

フィリピン人に慣れていない方は、ますますフィリピン人が嫌いになるかもしれませんが、私も疲れました。
結婚して成田離婚するよりはいいと思いますが、こんな馬鹿な話に付き合うのは、もうやめにします。

彼は未だに未練たらたら、手紙を書きたいとか、200万円用意してるといってもいいですか?とか
もう、めんどくさいです。

どうして、こんな悪い方向に言ったんでしょうね。
いくつか思い当たる節はあります。

一番大きな原因はきっと、昨年末に私が彼女に「結婚のときお金もらえるの?」と聞かれて
「たぶん50万円かな」と言いました。
彼が、そう言ってたからです。

なぜか、いつのまにか30万円に変わったのを彼女は見逃さなかったんですかね。
私が彼女に50万円って言ったことは彼は知りません。

もしかして、私のせいかな?? まあ いいや めんどくさいから。

女性経験の少ない無菌状態で育ったお坊ちゃんに日本になれたフィリピーナは危険でした。
今後、紹介はしません。
たぶん。

このブログを見ることも無いであろう、束の間の恋人だったお2人に曲を贈ります
昔このギターをみんなが真似しました。 私の妻が大好きな曲です