この前、話題の映画「アバター」を見ました。
I MAXシアターという特別料金で2200円もしました。
高いなあと思いました。

日本の映画館ではいま、通常は1800円ですが、いろんなサービスがあり、昔からある毎月1日は「映画の日」で、1000円、朝一の時間帯は1000円、50歳以上のカップルは2人で2000円、レイトショー(スタートが夜8時以降)1200円、 それ以外にもその映画館独自で安い日があったりします。

私は何と、朝一で1000円で見れるんかな?と期待して行ったんですが、3D作品は割引適用外でした。ガクッ
しかも、これでどうだと、この映画館で有効期限が1月末日までの割引券を持ってたのですが、それも、あっさりと「使えません」と言われて帰ろうかと思いましたが、せっかく来たんだからと自分を説得して中へ入りました。

手にはハンバーガーとお茶のペットボトル合計200円を持ち、予告を見ながらパクつきます。
映画館で売ってる、ポップコーンと小さいドリンクの500円セットは、セコイ私にはボッタクリに思えて買いません。

ついでに脱線しますが、マクドのセットも感心しません。
単品でハンバーガーは100円です。
ドリンクのSサイズも100円です。
とても安いです。

店のメニューにはセットメニューが大きく書いてあり、単品はわかりにくいように小さく書いてあります。
貧乏人が頼むメニューみたいなイメージです。
セットで頼むと、480円になっています。
どう考えてもハンバーガーだけ買って、外で安い飲み物を買ってしまいます。

この前、ミスったのは、マックシェイクはSサイズ100円で、妻も好きで良く買うのですが、私ひとりで買った時のこと、妻に少し分けてもらおうと思い、大き目のMサイズにしました。
1,5倍はありそうです。

後で、レシートを見て驚きです。
シェイクのMサイズは230円でした。
普通にSサイズを2つ買えば量も多いし、よかったのです。

常識で行くと引っ掛けられる、そんなシステムがはびこっています。
残業代も裁判沙汰になるほど、セコイ会社らしい戦略だと思いました。

元に戻ります。

アバターの映像美には驚きました。
すごい映画ですね。
大スクリーンで立体映像を見ていると、吸い込まれます。
さすが、ジェームス・キャメロンってすごいなあと感心です。

どれほどの名作かと言えば、それには感動がないといけないし、ストーリーが見えるので私的には冷静に、CG技術や登場人物や動植物の造形美に引き寄せられました。
作品賞ではないけど、美術や撮影ではダントツのオスカー候補だと言う感じです

見てよかったと思いました。
平日の午前中と言うこともあり、老人の姿がやたらと多かったです。

映画と言う娯楽は若い人だけのものではなくて、実は暇な時間が多いけど、自宅ではビデオさえも上手く操れない老人がとても大事なお客さんだと知りました。
意外な感じですが、いまの老人世代は若い頃の娯楽は映画ですから、よく考えると納得です。

2月にロードショー公開の中で注目は、クリント・イースト・ウッド監督の「インビクタス」です。
彼の作品だとわかるように、あえて邦題「負けざる者たち」とついていました。

昔から思いますが、配給会社の自由なのか、洋画や洋楽には邦題がつきます。
センスの良いものもありますが、首をかしげるものも多いですね。

ひどいのを。あげると、昔の話ですが、ブルース・リーが大流行したらカンフー映画はみんな「ドラゴン」がつきます。
パクリ丸出しの3流映画がいっぱいで、子供ながら笑って馬鹿にしていました。
「ブルース リャン」の帰ってきたドラゴン とか、しかも漢字名は梁小龍ってスレスレの名前でした。

ビートルズもひどかったです。
「A Hard Days Night」 邦題は 「ビートルズがやってくるヤァヤァヤァ」ってちょっと・・・ 「HELP」は邦題「4人はアイドル」等・・・

かっこいいのもありますが、ダサいのはものすごくたくさんありますね。

その、クリント・イースト・ウッド作品は私のお気に入りで、戦闘やアクションシーンもありながら泣かせるシーンが秀逸です。

今回は南アフリカの大統領ネルソン・マンデラの実話に基づいたストーリーと聞き、それだけでも非常に楽しみです。
牢獄から出て大統領になりアパルトヘイト撤廃に尽力した彼の実績こそノーベル平和賞にふさわしいと思います。
涙ボロボロ間違い無しのストーリ-に期待です。

日本では残念ながら映画も不況で、シネカノンと言う映画製作配給会社が倒産しました。
ほんの数年前に日本で映画賞を総なめした「フラガール」、井筒監督の「パッチギ」などの、話題作の配給元ですので、そんなに経ってない今、倒産と聞き驚きました。

10年・20年と、同じ仕事を続けることが難しい世の中なのでしょうか、特にエンターテイメントの世界は厳しいですね。
なんか、いろいろと思うままに書いて見ました。
日記だからいいか。