まだ、インフルエンザごときに勝てない、情けない私です。
薬って、子供が1錠なら大人は2錠とか量が違いますよね。
あれって、やっぱり身体の大きさを考えてのことなんでしょう?

私は巨体なので痩せている女性と同じ量なのは、おかしいと思いますが、どうなんでしょう。
2倍飲んでも早く治るとは限らないのか、お医者さんは笑って、「無茶しないでね」と言ってます。

確かバイアグラは欧米人は日本人よりも多い量(日本人の倍)処方されるようですが・・・

あせってもしょうがないですね。


そんな中、妻がひとり、フィリピンに帰国します。
向こうにいる娘の問題で、どうしても妻がいないと駄目みたいです。
うれしそうな妻が、せっせとお土産を箱に詰めています。

関西空港からマニラまで片道切符を買いました。
セブパシフィック航空です。 安かったので助かりました。
なんと、16000円ちょっとでした。

東京行くのとあまり変わらないです。
いつ帰ってくるのかは未定です。
私が向こうで1月末に合流することになっています。

大阪に来て、もうすぐ1年になりますが、妻は料理教室に通い、私もスパルタ教育で教えた結果、いつのまにか特技が日本料理になってきました。

フィリピンの実家があるブラカン州の街なかで、小さなレストランを開きたいと言い出しました。
焼肉のタレや、和風のだし、その他、手作りで作れますから、フィリピンの田舎町では受けるかもしれません。
洗練された盛り付けや味付けは私も認めるところです。

しか~~~~し!!!

フィリピンでの飲食業、その他のビジネスもそんなに甘くは無いのです。
断言します。
簡単に始めては簡単に失敗するでしょう。

ネガティブな私に妻は不安顔ですが、妻はファミリーの誰かに調理を教えて、その後は日本に戻ります。 後はファミリーに任せます。

はっはっは  100%失敗するパターンですね。 甘いです。

ただ、あまり儲からなくても、ちゃんとやってくれるなら面白いので、反対ばかりしないで、どうすれば実現できるかをこれから考えたいと思います。

日本人のお客さんはゼロですが、地元の人に受ければ、やっていけますから、可能性はあるんです。
問題はまじめにちゃんと仕事をするかどうかと言う根っこの問題です。
雇った人がまじめに働くか、現金収入は管理できるか?

すべてここにかかっています。
オーナーが外国に行って、まかせっきりにされると、まず失敗しています。
任された人は、責任感などゼロです。

まず、開業後、しばらくすると、「お金が足りないから送って」と言って来るでしょう(確率99%)
日銭が入るのに、おかしいな? でもしょうがないと、送金すると甘えの構造の始まりです。

信頼関係が揺らぎだし、帳簿などを確認したいと言うと、帳簿など初日に書いただけで、2日目から記録が無かったりします(確率97%)

支払ったものの領収書は、ほとんどありません、手書きした落書きみたいな紙片を平気で「これが領収書だ」と出してきます
何を書いているのかもほとんどわかりません。

レストランを1日営業して、最後にレジの中の現金を調べると、売り上げと支払いがぴったりと合うことは無いでしょう。
計算がピタリと合う確率はゼロです。 そんなことはきっと、奇跡なんです。

こんな世界ですから、プランや意気込みは素晴らしくても予想外の出来事に気が狂いそうになります。

それでも、フィリピンでがんばっている根性のある日本人がたくさんいます。
そんな強い先輩たちを本当に応援したいといつも思います。

まあ、基本的には妻がフィリピンで日本食を作って人気店になるなんて素晴らしい夢は私も実現できるならぜひ協力したいと思っています。

駄目もとで、お金をマニラ湾に捨てるつもりで、やるしかないですが、今はそんな余裕はありません。
もう少し、待ってもらおうと思っています。

移住してやるなら面白いんですが、まかせっきりにするのが問題なんですよね。
それは日本でも同じですが・・・